Viterboへ行こう 1
「Barbarano (バルバラーノ)のフェスタにミケーレさんが出店するのでViterbo(ヴィテルボ)に行くんだけれど、メガネもどう?」
とのお誘いを頂いたメガネキョウダイ。
「Volentieri!! Come no!?(もちろんですよ、喜んで!)」
と二つ返事で一緒に連れて行ってもらう事に。
友にも「『Volentieri!!』はもうバッチリだね?」と微笑まれる程、ミケーレさんとの行動には「Volentieri!」がつきものになりつつある今日この頃です。ふふふ。
てことで、この週末はメガネキョウダイ、ミケーレさん達とともにViterbo(ヴィテルボ)にあるBarbarano Romano(バルバラーノ・ロマーノ)という街まで出掛けてました。
ところで、みなさんはViterbo(ヴィテルボ)という街をご存知ですか?
恥ずかしながら、メガネはミケーレさんに出会うまで「ヴィテルボ」の「ヴィ」の字も聞いた事ありませんでした。
しかも、寒い我が家の同居人二人までもがそのヴィテルボ出身(それぞれ街は違うそうですが)だと言うのですから、これは「ヴィテルボに行きなさい!」と神から啓示を受けているに違いないのです。うん(笑)
そんなメガネ、今回のお話でみなさんにちょっぴりでもViterbo(ヴィテルボ)の事をご紹介できたらな・・・と思ってます。
さて出発の日、約束の時間は朝の9時。
ミケーレ時間に換算すると相当早い待ち合わせ時間なので(と勝手に決めつけてます)、
「1時間は遅れるね、確実に」
と予測したメガネ。さてさてどうなる事やら。
それでも一応、朝早めに起きて出発の準備に取りかかりました。
これは相棒お手製の早起きご飯です(笑)。
そんな訳で「遅れ」の予測はしていたものの、嗚呼悲しき日本人、しっかり9時には出発準備を整えちゃってました。
そうして待つ事30分(もちろん、お家でゆったりとですけど)。
「今、フラッシニを出ました」のメールが入り、
結局、ミケーレさん達がメガネのアパルタメントに到着したのは1時間後の10時頃。
やっぱり、予想通りでしたね、うんうん。
とても2泊3日とは思えない大量の荷物を、ちっこい車体に詰め込んで・・・
「それじゃあ、行こうか!」
と走り出したミケーレ号。
そんなこんなで、の〜んびりとしたぶらり旅の始まりなのです。
「私も行くんだわん!」
今回は2泊3日の長旅とあって、ミケーレさん達の愛犬「チビ」(メガネが感じた正しい呼び名は「チィ〜ビィ!(裏声で)」だけれど)も一緒です。
車が走っている間は、友の足下にちゃんと座っている賢い彼女。
「チィ〜ビィ!(裏声で)」という名前ですが、れっきとした女の子なのですよ?ふふふ。
我々が目指す「ヴィテルボ」は、トスカーナではなく、ラッツィオ州にある街。
シエナからは車で約2時間半程、ローマからもほど近い(多分、車で1時間かからないぐらい)の場所にあります。
今回の旅は「メガネキョウダイの観光をかねて」ということで、スピード重視で無機質なアウトストラーダではなく風光明媚な「Via Cassia(カッシア街道)」を、ゆ〜っくりと走って頂いちゃいました。
カッシア街道はローマに続く道で、「トスカーナの最も素敵な景色が見られる」と言われている道なのだそうです。
さあ、どんな景色が見られるのかな・・・。わくわくしちゃいますね?