2006年04月18日

アラバスターの街へ(上)

パスクエッタの月曜日、メガネはお友達に誘われてアラバスター(雪花石膏)石で有名な「Volterra ヴォルテッラ」という街に出掛ける事になりました。
なんでこの街に行く事にしたのか?と問われれば、メガネのお友達が石彫のアーティストだからというのが一番おっきな理由なのかな?
それで、シエナの近くのところでバスで行くにはちょっぴり不便でなおかつ面白そうな街に行ってみたいな・・というお話になった時に、じゃあアラバスター石の街に行ってみましょ?って事になった訳です。

そんな思いつきから出た旅の出発にあたって、お友達の相棒であり車を出してくれる最重要人物であるミケーレさんが「雨が大嫌い!」てことで、「当日のお天気が良い事」が条件に上りました。
そして、今朝、無情にも雨マークの予報が流れる中、朝から曇天模様の空を恨めしそうに眺めたメガネ。
「これは無理そうだね・・・」
と二人で諦めかけたところに「寝坊したよ!それじゃ、11時にフォンテ・ブランダのバールで」という嬉しいメールが届いたのでした。
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ここが、そのバール。
メガネのお家から、行きは良い良い帰りは怖い〜の傾斜約35度ほどある急勾配の坂道を(ええもうホントに帰りは地獄です(笑))歩いて10分ほどの距離、駐車場のすぐ横という待ち合わせにとっても適したバールなのです。
ここにはメガネ、6年前に苦〜〜い思い出があるのですが・・・それまで話すとちょっと長くなっちゃいますので、まあそれはそのうちにお話ししする事にしますね?
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そして、彼がお友達のミケーレさん・・・じゃなくて(笑)
ミケーレさん達を待っている間、暇つぶしを手伝ってくれたワンちゃん。
とっても大きいのに、賢い彼。ずっとペットボトルとじゃれてました。
後で判った事だけど、彼はバールのすぐ上の階に住んでいるらしいんですよ?

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アラバスターの街は(中)

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Sienaから車で約2時間(その間フラフラと寄り道してたから、ホントはもっと早いはずですけども)、ようやくヴォルテッラの街に到着!!
駐車場に車を入れたら、出口からすぐがチェントロストーリコ(旧市街)の入り口でした。とっても便利。
さて、これからどうしましょう?となった時
「お腹は空いてる?お昼は?」という事に。実はメガネ、いつも日本式に12時頃お昼を食べていたのですが、こちらは1時から2時ぐらいがお昼時。だからお腹をグーグー言わせつつ、街の散策がてらノンビリとお昼を食べるリストランテを探す事に。

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ここ、ヴォルテッラもシエナと同じく中世の街並と言うのでしょうか?朽ちたレンガ造りの古めかしい家々が入り組んだ、細い小道で構成されてました。
それにつけても、パスクエッタ!今日はみんながお出掛けする日ということで、この小さな街は人!人!人!であふれ返ってました。ふうう!にぎわってて楽しいけれど、ちょっと賑わいすぎです。

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そのため、ちょうどお昼時のこの時間はどこのリストランテも数十分待ちの大混雑。なかなか入れるリストランテを探し当てられないメガネご一行様は、とりあえずバールにて一寸休憩(コレばっかりですね?)。
ここのバールでも紅茶を頼んだのですが、可愛らしいティカップに、頼んでも居ないレモンの厚切りスライス添えと、なななんと!ちっちゃなお菓子までついてきちゃいました(イタリアでは大変珍しいサービスです)。なんだかとっても得した気分。しかもこれが可愛らしいのですよ?
ヴォルテッラに行くならこのバールお勧めです。でも、ミケーレさんのおごりだったからレシートが無くて住所がよくわからないんです。多分、マッテオッティ通りからグラームシ通りへ右に折れてからすぐの右手にある、ちょっと小洒落た雰囲気のバールです(って、判りにくくて済みません!)。

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余談ですが・・・。
このVino(ワイン)ご存知ですか?限りなく下戸に近いメガネは全然知らなかったのですが、イタリアではこのワイン高価なのでとても有名との事。
一本100ユーロは下らないらしいです。名前を「sassicaia(サッシカイア)」と言うらしいのですが、日本でもまだあまり出回ってはないですよね?
大変美味しいそうなので、もし見つけられましたら試してみては?と思います。
チョビットしか飲めないメガネには恐れ多くてお味見すら出来ませんので、あしからず(笑)。

その後、街をうろうろしてからお食事をとり、また街の散策に・・・。
お食事の詳しい模様は「メガネキョウダイ食べる」にてご覧下さいませ。

ヴォルテッラ散策はまだまだ続きます。ふふふ。

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アラバスターの街って(下)

街の主要な観光スポットを見た後、ミケーレさんがお知り合いのお店に案内してくれることに。

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こちらがミケーレさんのお知り合いのお店。
「alab' Arte(アラブ・アルテ)di Chiti & Finazzo」
彼はここで少しの間働いてた事があったのだそうです。
場所は・・確かGramsci通りに面してました。S.agistino教会の近くです。

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店内はこじんまりしてて、とても可愛らしい様子。
小さな小物からかなり大きな品まで様々な置物が所狭しと並んでます。

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この、ろうそくを入れる石に相棒が一目惚れ。
いくつか買っちゃいました。石なのに・・・重いのに・・・。
そうそう、売っている石には乳白色じゃないものもあるようですが、それは人工的に色をいれてあるものなので、ここで買うなら絶対に乳白色のものを!と教えてもらいました。勉強になります。

もちろん、続きますよ?

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