メルカートのある昼は・・・前編
シエナのチェントロでは、毎週水曜日に「メルカート」があります。
「メルカート」とは、いわゆる朝市みたいなもの。食料品や衣料品、雑貨や靴など、いろんな品々が安価に手に入るのです。そして、もちろん食べ物も。
始まる時刻はよくわからないのですが、朝の8時頃でも開いていたような記憶があります。終わるのは・・・だいたい1時か2時頃かな。お店のおじさん達によって帰る時間は様々なようです。多分。
場所は、ピアッツァ・グラームシから、フォルテッツァ周辺。長い長い道に沿って、かなりな数のお店が並びます。
お店を出す方達は、みなさんマイクロバスやトラックなどで乗りつけて、そのままその車をお店にしたり、露台を出して商品を並べたりしてます。
わかりやすく説明すると、日本のお祭りなんかでよく見る露天商さんの大きい版といった風情でしょうか?
車でお店ごとやってきて店開きして、定刻になるとそのまま車に乗せてキレイサッパリ帰って行く、という感じなのです。
さて、メガネが住んでいた6年前とは少しだけ様変わりしたメルカート。
あの頃は野菜なんて売ってなかったと思うのですが・・今は新鮮な野菜を売るお店ができてました。
これは嬉しい!
お客さんも一杯です。
ちょうど時期のカルチョーフィ(ええっと、なんだっけ・・あ!アーティチョークだ)。
山盛りてんこもりで売ってました。
ああ、美味しそう!(笑)
カルチョーフィは日本のタケノコみたいな灰汁のある野菜です。ちょっとだけ癖があるので、気になる人は駄目かもしれませんが、慣れると病みつきに・・。
タケノコ好きの日本人なら、まず間違いなく好きな野菜ですよ?
さてこのメルカーの日は、メガネが日本に居た頃から食べたくて食べたくて仕方がなかった品が売られる日でもあります。ですから、メガネは毎週お昼近くの11時頃になると必ずイソイソとメルカートに出掛けて行くのでありました。
さて、その品とは?ふふふふふっ。