友人の結婚式での
美味そうなもの、いろいろを撮ってみた。
初めて使うレンズで撮ったので、静止している品々はなかなか上手く撮れたのだけれど、人物とかは壊滅的な状態となった。
まだまだ、修行が足りませんね?
てことで、ウエディングケーキから。
こちらは本番の式用ではなく、二次会用。トラットリア・アル ポルト製ケーキ。
チョコベースのスポンジにたっぷりの洋酒がしみ込んでました。うまうま。
切り分けたらこんな感じ。
中には、洋梨のようなフルーツが入ってました。
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美味そうなもの、いろいろを撮ってみた。
初めて使うレンズで撮ったので、静止している品々はなかなか上手く撮れたのだけれど、人物とかは壊滅的な状態となった。
まだまだ、修行が足りませんね?
てことで、ウエディングケーキから。
こちらは本番の式用ではなく、二次会用。トラットリア・アル ポルト製ケーキ。
チョコベースのスポンジにたっぷりの洋酒がしみ込んでました。うまうま。
切り分けたらこんな感じ。
中には、洋梨のようなフルーツが入ってました。
昨日、宿の大家さんにご挨拶した際にローマ在住の御方ともども(というか我々はオマケなのですけども(笑)、
「僕の田舎の家に一緒に行かないか?」
と誘われたメガネご一行様。
ローマの田舎に行けるだなんてなんて幸運!と二つ返事で承諾したのは書くまでもありません(もちろん、メガネは「シーシー」と頷くだけで、後は全部ローマ在住の御方がお返事してくださいましたけども(笑))。
で、1時過ぎぐらいに大家さんのお家にお邪魔したところ・・・
ガチャリとドアが開いたとたん、ビバルディの四季が(多分)朗々と流れてきたのです。
「ええっ!く、クラッシック?」
といきなりの展開に驚く二人。そして、大家さんの奥様に促されるままお家の中に入ると・・・・
またしても驚きの光景が。
ええもう、メガネキョウダイ二人して固まりましたとも。
お昼のやわらjかな光が差し込むお部屋の真ん中には、ドーン!と大きなダイニングテーブルが。その上には、どう考えてもこれから晩餐会が始まるかのような(いや、お昼だったのですが、イメージはそんな感じで)、グラスやお皿が整然と並べられているではありませんか!
って、ええっ!!??
い、田舎のお家に行くんじゃなかったんですか??なんか、クラッシックが優雅に流れるこの豪華はお昼なんなんですか?と、目を白黒させてしまいました。
気の弱いメガネ、ローマの御方に助けを求めるかのようにすがったのですが・・・
「ん?良んじゃない?これがイタリアだよ?」
なんて、サラっと格好良く流されてしまったのです。
それから、ドッキドキのお食事会が始まったのです。ふふふふふっ。
まず始めに、大家さんからにこやかにさしだされたのがコレ。
オレンジ色の美味しそうな飲み物。
でも、これが、メガネを大変な目にあわせようとはその時は思いもよりませんでした(ええ、またコレです(笑))。
ローマの御方の質問でこれがお酒だという事はわかったのですが、大家さんが
「薄いから!大丈夫!」
と強く勧めるので、乾杯の声とともについつい一口ぐびりと口に含んでしまったメガネ。
口当たりは甘くて、ホントにオレンジジュースのようでした。
その名も「トラモント(夕焼け)」。
その後、お食事の用意ができたということで、大家さんのお坊ちゃまの指示に従い緊張しつつ着席したのです。
良い忘れましたが、招待されたお家には大家さんとその奥さん、ローマの御方が教えている生徒さんである二人のお子様がいらっしゃいました。
プリモピアットは見るからに美味しそうなラザーニャ。
大家さんはカラブリアご出身だそうで、今回のお食事は全てカラブリア料理との事でした。
「うわああ!美味しそう!」
と思ったのも束の間・・・ん・・・な、なんかおかしい?
と思ったとたんに体がグラリと歪んだ気持ちになったメガネ。そして顔がぼうっと熱くなり、スーっと気持ちが悪〜くなったではありませんか!マンマミーア!!
そうです、そうなのですよ、あの例の大家さんに勧められたお酒、トラモント!
あれがいけなかった。よくよく聞いてみると、一見ジュースのような口当たりですが、中にはジンやらカンパリやらマティーニやらなにやら、強そうなお酒がたっぷり入っていたのです。もう、一撃でしたね(笑)。
それこそ、メガネがトラモント!ですよ。
目の前に美味しそうな食べ物があるのに、全然口に入れられない悔しさ。しかも予想外だったとはいえ、ご招待されている身で全然食べられない悲しさ申し訳なさは、筆舌に尽くしがたいのです!うううっ。
最後には「無理して食べないでいいのよ?」なんて言われてしまう始末です。
いや、とっても美味しいんです!美味しいのに食べられないんです!そう思ってもそれをイタリア語で上手く伝えられず、グルグル酔いが回る頭でただひたすらに心の中で謝りまくるメガネキョウダイなのでした。
疲労と、お酒のダブルパンチにはさすがに太刀打ちできませんでした。トホホホ。
これが大家さん。
カメラを向けたら、ちょっと気取った感じで写ってくれました。
感じの良いおじさんでしたよ?実は彼、ホルン吹きの音楽家さんだったのです。見えないけど、納得です。
それから、Nikonのカメラには興味津々の模様でした。ふふふ。
てことで、まだまだ続きます。気になる方は「続きを読む?」からどぞ。
さんざん、ヴォルテッラのリストランテを探し歩いた結果(といっても数件なのですが(笑))、
ようやく一軒のリストランテに落ち着く事が出来ました。ホッ。
そんな頃には相棒の空腹も風前の灯となってました。ふふふ。
その名も「Il Porcellino(こぶたちゃん)」。
混雑してたのですが、なんとかテラス席に場所を作ってもらえたのでした。良かった。
まずは、メガネが頼んだのがコレ。
ズッパ・パエザーナ(田舎風スープ)。
てことで地元の味を味わうために頼んでみたら・・どかん!と出てきちゃいましたよ?
「こっ、こんなに多いのっ!!」
と驚くメガネを尻目に、「それ!私の好きそうな感じ」と目をキラキラさせて喜ぶ相棒。
そうだね、空きっ腹にはこんなズッパが一番良さそうだもんね?
相棒に渡す前に一口食べると、あれ?リッボリータそのもの?
白インゲン豆にさやいんげんにニンジンにちりめんキャベツにジャガイモにタマネギといった野菜のごった煮。いや、素朴でなかなか美味しいのですよ?
少しだけ食べてあとは相棒にお任せしました。
これ、拡大図。
中に浸されたパンが見えます!パンが!
お腹すきすきの人には最適、ボリューム満点のズッパなのです。
相棒が頼んだのが、ペンネ・アッレトルースコ(エトルリア風ペンネ)。
ヴォルテッラは古代エトルリア人でも有名(というか自慢?(笑))らしい。そんな名前がついているのだから地元の料理だろうと予測して注文してみました。
中身は、トマトとクリームとフンギポルチーニ。
一口ぱくりと食べると、ちょっとピッカンテ?!!
でもクリーミーでとっても美味しかった。結局めがねが全部平らげました。
ポルチー二の味もなかなかでしたよ?
さて、もっと見たい!てひとは続きをクリック!
てことで、お友達のお家でこれまた数時間を過ごしてしまったメガネご一行様。
夕方6時頃になり、ようやく本日の目的地コープまで行く事に(笑)。
と、その前にバールでカフェは基本です。
はい、チェントロ市街の道路沿いにある大きめのナンニーニです。
こちらはチェントロのナンニーニよりかはカジュアルな感じ。
とにかくだだっ広いという印象なのです。
これ、何だと思います?
ええまたしても質問なのですが。ふふふ。
コレはエスプレッソに見えるけど違うのですね。もうエスプレッソが入るお腹は残っていなかったメガネ達。
相棒が頼んだこの限りなくカフェに見える品は「Orzo(麦茶)」なのです。
そう、イタリア人も麦茶は飲むのですよ?
でもね、日本のような煮出し方はせず、粉のものをインスタントコーヒーのように飲んだり、こんな風にエスプレッソマシンに粉を入れ、エスプレッソを煎れるのと同じ要領で抽出して飲んだりするのです。
だから日本の麦茶の3倍ぐらい濃くて強いです。
なんか余計に口の中が重たくなる感じの苦〜い麦茶なのですね。
日本人のメガネ的には「なんか却って体に悪そうっ・・・」というのが正直な感想。
バールでカフェを一杯ひっかけてから、携帯を物色したりなんだりで、結局1時30頃からの出発!となったのでした。
さてさて、どんなお食事になるのかな??
はい到着!ここですよ?ここ!
ミケーレさん達がたまに行くというお惣菜屋さん風のお店へ連れてってもらいました。
シエナのチェントロ(旧市街)から車で5分ぐらい走ったアウトレットショップの一角にひっそりとそのお店はあったのです。
「Gastronomia(ガストロノミア/郷土料理)」・・名前はそれだけしか判りませんでした。
とにかく、サルデーニャの郷土料理を出してくれるお店らしいのです。
お店に入ると、ちょうど子豚の丸焼きを切っているところで、ちょっとギョッとしたメガネ。
友達曰く「たぶん、特別注文が入ったんだよ」とのこと。
「はははっ、うまそうだろう?」
とおじさん。良い顔で写ってくれました。
この子豚ちゃん、体は売っても頭は絶対に売らないのだそう。なんでかって?
「それは、俺の物だから!」
てことです。下手物好きだという友人の目がなんだかキラリと光ってました(笑)。
シエナまでブログの更新にやってきたメガネ。
おりしも頃合いはお昼時。
とはいえ、イタリア人にはまだまだ早い1時頃だったのだけれども。
何を食べようかと考えて、それじゃあ、お昼は「あそこ」にしてみますか?と、懐かしのリストランテ 「オステリア・ノンナジーナ」に行くとこに。
シエナに行った人は「ああ!」と思う方も多いはず。
ここは知る人ぞ知るシエナの名店。
メガネも6年前の滞在時に数回通った思い出があるのです。
その思い出深い「ノンナジーナ」にようやく行く事が出来たメガネ。
ああ、すんごく懐かしい・・・。
まずは店内に入ると、「変わってないな・・・」と嬉しくなったメガネ。
そしてここの娘さんである給仕のお姉さんもほとんど変わってませんでした。
相変わらずご立派な感じなのです(笑)。うんうん。
お客さんが居ないので、店内をもう一枚。パシャリ。
天井にはお客さんから来たらしい絵はがきが沢山貼ってあるのですよ?
さて、注文、注文、何を食べようかな〜〜。
さて、教会を後にミケーレ号はくねくねくねくね曲がりつつ、猛スピードで進みます。
友曰く
「ここら辺一体は、いわゆるお金持ち地帯なの。Sivicile(ソビシーレ)って言って、凄く素敵なお家とかが沢山あるんだよ?」
とのこと。
なるほど、プロバンス風のお家もちらほら見える訳ですよ。
どうやらミケーレさんおすすめのオステリアもこの地帯にあるらしいのです。
車を飛ばしつつ、
「見てごらん!あれが、ジャッロ・ディ・シエナが取れるモンタニョーラだよ!」
と遠くに見える山岳地帯を指差して自慢げに教えてくれるミケーレさん。
「ええもう、それさっき聞いたばっかしですから!」
と思うメガネ。
たった数十分の道のりに、何回モンタニョーラ、モンタニョーラ言ったら気が済むのですか。
最後には、もう冗談だとわかっていたので、
「はいはい!モンンタニョーラ!モンタニョーラ!ジャッロ・ディ・シエナのモンタニョーラねっ!!」と、軽くいなす事が出来たメガネ。
ミケーレさんのお陰様で、「エトルースキ」と「ジャッロ・ディ・シエナのモンタニョーラ」は試験に出ても大丈夫なぐらいばっちり覚えられたメガネなのでした。
ま、役に立つのかはかなりな謎ですけれど。ふふふ。
そうこうしてるうちに森の中の一本道に、ちょっとした広場が見えてきましたよ?
と思ったら、そこが「オステリア ノンノ・ジュリオ」なのでした。
こんなの絶対普通の人には見つけられないな、と思ったメガネ。
ミケーレさんが教えてくれるお店は、すべからく「山の中にある一軒家」みたいなところばかりなので、一度連れて行ってもらって気に入ったとしても、ちょっとやそっとじゃたどり着けない場所ばかりなのです。
う〜〜ん、ここも目印が何も無い、森の中の一軒家なのですよ。
車を駐車場(という名の砂利広場)に停め、降り立つメガネ達。
目の前にあった建物を見て、ここがそうか!とパシャリ。
さて、シエナからバルバラーノへの旅を経て、なおかつダニ渓谷の散策を終え、お腹ヘリヘリになったメガネキョウダイ。
時刻は既に9時を回り(普段は遅くとも8時までには夕食を食べはじめている我々ですからね)、とにかく何でも良いから早く食べたい!!という勢いなのです(笑)。
そうしてミケーレさんの運転で、お家から約20分程の距離にあるピッツェリアに向かう事に。
「私の一番大好きなピッツェリアはね、ここからもっと遠いし・・今日は土曜日だから混んでて入れないと困るからね、2番目におすすめのお店でも良いかな?」
と申し訳無さそうに言う友に、
「もちろん!どこでも大丈夫だよ!」
とハッキリキッパリ答えたメガネキョウダイなのでした。
ええもう、2番目だろうと、3番目だろうと、10番目だろうと、早く食べられたらそれで良いのです!(笑)
愛犬チィ〜ビィも一緒に乗り込み、いざ、ピッツェリアまで!急げ急げっ!!
ちなみにピッツェリアに到着するまでの車内では、「イノシシの大群」の話題で盛り上がった我々。
もしも数十頭ものイノシシに遭遇したら、木に登ってやりすごせるのか?と真剣に討論です(笑)
でもきっと、数十匹のダニに食らいつかれるよりかはマシだろうなとメガネがこっそり思ったのは内緒の話。
そんなこんなで、ようやく着きましたよ?
そんな頃には日もとっぷり落ちて辺りも暗〜くなってました。
「ピッツェリア・ダ・ペッポーネ」
ジュゼッペさんかなんかの愛称が「ペッペ」かなんかで、その「でっかいの」という意味で、「ペッポーネ」と呼ばれるイタリア人になじみあるあだ名なのです(ちなみに、「ちっこいの」は「ペッピーノ」かな?)。
つまり、ご主人の愛称が店名という事です(たぶん、そうだったな?ね?)。
どんなお食事が出来るのか楽しみなのです!
このお店、実は思ったよりも大きいです。
しかも、薪で焼いたピッツァなんて、すっごい楽しみ!!
余談ですが・・・
イタリアでは、都市部での薪を使った釜の使用を健康面での理由から禁止しちゃおうというお話があるらしいのです。
そうしたら、薪で焼いたおいしいピッツァがもう食べられなくなるってこと?!
「なんでそんなもったいない事を!」と驚いたメガネです。
それなら、今のうちにとびっきり美味しいピッツァを食べておかないと、食べられなくなったら困っちゃいます!
ローマなどのピッツェリアでは反対の声が上がっているらしいけれど、どうなるかわかりませんからね?
皆さんも、今のうちに直火のピッツァを味わっておいた方が良いですよ?
本物のナポリピッツァが無くなっちゃうかも!です。
チュンチュンチュン
明けて翌朝。
こちら、相棒の朝ごはんなのです。
え?メガネ?・・メガネはそんな頃、もちろんグウスカ寝てました(笑)。
だって昨夜は・・・・
12時過ぎに遅い夕食から帰り、しんどい体にむち打ってちょびっとだけブログを書いて、軽くシャワーを浴びて・・なんてしてたら、もう2時近くになっていて、それでやっとベットに入って「ふうっ」って一息ついたのだけど。
いざ、眠ろうと思った瞬間に、あのバルバラーノの渓谷の木々が鮮やかにが思い出されて・・・・
・・・そうして襲ってくる「ダニの恐怖!!(再)」なのでした。ふふふっ。
いやもう森からは出ているし、服も念入りに払ったはずなのですけれど、
「もしかしたら、頭の毛にくっついてきてたりして・・。」
とか
「もしかしたら、もうへその中に入ってたりして・・。」
とか
考え始めたらね、止まらないわけです。ええ、自分ではどうすることもできないダニ渓谷にはまってしまったメガネ(笑)。
そうなっちゃったらもう、疲れ切った体を泥のように眠らせたい!すぐさま眠りたい!というメガネのささやかな祈りなんて神様に聞いて頂ける訳も無く、
目をつぶって眠りに誘われようとすると・・・
首筋の方がほんのちょっぴりチクッ!とするわけなのです。
で、バッ!と飛び起きて首筋を払い、ダニが居ない事を確かめ(もちろん居るはず無いんですけどね)、
そしてまたごろりと横になると・・・
今度はお腹の辺りがほんのりむずむずっ!とするわけですね。
で、またしてもガバッ!と飛び起きて、服をめくってへその穴を確かめ・・
そしてまたごろりと横になると・・・
今度は足の腿のへんにカサカサッと気配を感じて、ガバッ!と飛び起きて・・・
って、そりゃ眠れませんよね。ほんとにまったく。
てことで、朝になってもしっかりと起き上がる事が出来なかったメガネ。
のろのろとした動作で起き出し、相棒のカプチーノを友と楽しむ事に。
疲れきった体に、フワフワのカプッチョは格別だわっ!!(笑)
さて、その後は、当日のブログで書いた通り、ミケーレさんが朝の素敵なお土産を携えて帰って来てくれたのでした。
そのお話はこちらで詳しくしていますので是非読んでみて下さいね?
ホカホカのリコッタを楽しんだら、
さあて、そろそろ私たちもフェスタに行きますか?と、三人でのんびり歩いて会場まで。
チィビィはお留守番だワン!
家から出てちょびっと歩くと、こんな看板がそこここに。
でもね、その辺の板っ切れみたいのに赤のペンキでなにやら激しい勢いで書かれていると、楽しいフェスタというよりかは、「危ないぞ!!危険!近寄るな!!」に近い印象を受けてしまうと思うのですけれど。
フェスタを宣伝しているつもりで、かなり間違えてる気がしたメガネ。
実行委員会さん、もう少し考えた方が良いと思いますよ?余計な事だと思うのだけれど。
さてさて、ローマでのメガネのお話をしなくては。
でも全部しようと思うと、具沢山過ぎてとてもお話ししきれません。
だから今回はダイジェストで写真中心に書く事に。
まあ、いつも文章が多すぎますから、ちょうどいいかもしれませんね?
それでは、ローマでメガネが地下鉄に乗った後からのお話です。
Bラインの胡散臭い地下鉄に乗って約40分。
流しの唄うたいさんの洗礼もバッチリ受けたメガネは、ようやく終点「Laurentina(ラウレンティーナ)」駅に到着したのでした。
地下道を抜け、地上に出ると,そこはやっぱりなんとはなしに恐そげな雰囲気。
イタリアの駅周辺というのは、どこもかしこも暗くて淀んだ空気を醸し出しているのは何故なんでしょ?
「駅から出て右手でね?」なんて言われていた事すら頭から抜け落ちて、
少しでも安全そうな場所を求め、そわそわと動き回るメガネ。
おかげで、駅右手の路肩にちゃあんと車を駐車して待っていて下さったローマの御方に気付く事すら出来ず、却って御迷惑をおかけしてしまったのでありました。
その節は大変申し訳ありませんでした。・・ごめんなさい・・。
だって、ほんとに怖かったんですもん。
てことで、駅の画像もメガネの心を映すかのように乱れております(笑)。
ローマの御方と無事再会したメガネ。
今度は車でお知り合いのご家族のお家ごはんにご招待して頂きました。
そのお家とは、こんな素敵な眺めのところなのでした・・。
(クリックするともうチョビットだけ大きな画像が見られます)
ローマの住宅街の最上階。風も気持ちがいいし、なによりこの景色。
とっても(心の)贅沢な暮らしなのです。
さて、ローマに上京して2日目のメガネダイジェストです。
このままいくとローマの事を全然ご紹介できないまま終りそうなので、本当に画像中心で申し訳ないのですが、雰囲気だけでも楽しんで頂けたらと思います。
二日目のローマでは6年前にシエナで一緒にイタリア語を学んだ友に逢う事に。
シエナで学んだ後一度日本に帰国して、再びイタリアに上陸した彼女。そのままローマで6年間暮らしていたのだそうです。その間1度も日本に帰らなかったというのだから凄いのです。
そんな彼女との待ち合わせ場所は「カンポ・ディ・フィオーリ」でした。
メガネのB&Bからは492番のバスで45分程かかりました。
ローマのバスは怖いからとさんざん皆に脅されたので、リュックをガッチリお腹に抱え、警戒心丸出しで挙動不審な動きをしつつ乗り続けたメガネ。
それでも、バスの中にテレビが付いていて、なおかつ次の停留所が画像で表示されるのには
「うわああ!すごいよ、次の停留所がわかるよ!!」
とお上りさん丸出しで大喜びしたメガネキョウダイなのでした。
ローマのバスは本当に近代的で、観光客に優しい造りとなっていますよねえ。
もちろん、64番とかのスリ御用逹観光バスは要注意なのですけども。でもテレビがあったら見ちゃうなあ、メガネ。ふふふ。
「campo dei Fiori」は文字通り「花の広場」という意味。
で、毎日午前中はメルカートがあると聞いて、待ち合わせ場所にしてみたのだけれど・・・。
さぞや花のお店が多いのだろうと思いきや、お花屋さんは噴水の両脇に一軒ずつの計2軒のみ。
なんだ名前の割にお花が少ないのだな・・とちょっぴりがっかりしたメガネなのでした。
開いていたメルカートも意外にこじんまりしてて、これならシエナのメルカートの方が良いなあなんて思ったり(笑)。
友曰く、「ここの広場はね、朝市も良いんだけど夜の方が素敵なんだよ?」なのだそう。
広場のまわりにあるバールのテラスでお酒をたしなみつつ夜景を楽しむのが良いんだそうです。
そしてそして、ここにはお花よりももっと素敵な品があるのです!
そう!それは・・・
さて、ローマ3日目のメガネダイジェスト。
この日は午後3時から約束していたピアノ発表会の待ち合わせ。
でもそれまでの時間は有効に使わねば・・・。
てことで、B&BからメトロB線に乗り込み、途中A線に乗り換えて・・・
こちら、ローマの観光中心地、スペイン広場まで足を伸ばしたメガネ。
さすがに他の場所とは違うハイソサエティな雰囲気なのです。
ちょうどカテドラーレがレスタウロ(修復)中だったのが残念!なのでした。
でも一瞬見ただけという感じで急げ急げ!のメガネ。
目的はこちら。
いくつかの雑誌でみかけたというパンやさん兼、軽食屋さん。
「Le Pain Quotidien(ル・パン・コティディアン)」
名前でもわかるように、イタリアンではなく、外資系らしいです。
相棒曰く、確かベルギーブランドのお店らしいのですね。
こんな感じに、
大きな棚にパンが沢山並んでいます。
もうこれだけでオシャレなのですね。ふふふ。
この机に、お客さんが座って行きます。
メガネ達もここにてお食事。
雑誌風に撮影してみたり。
私、フィレンツェ育ちのキティよ。
聞いてやって、聞いてやって、メガネのとっても恥ずかしい間違いを聞いてやってニャ!
ゴロゴロゴロ。
フィレンツェ最終日、何故か再びここサン・ロレンツォ教会の前に立ったメガネ。
あれ?ここって確か、昨日も来ましたよね?
で、しかもアレですよね「ピアッツァ・メルカート」をそぞろ歩いて、なんか服飾関係とかお土産物とかたいして欲しい品は無いんです、みたいに散々言ってましたよね?
え?それなのに何故またこちらに来たのかと申しますと・・・・。
はい!こちら、この厳めしい柵に守られた建物、
メルカートの目玉「中央市場(Mercarto Centrare)」に入るためだったのです!!
・・・そうなのですね、多分フィレンツェでの「つぶやく」の文章を読まれて「あれ?」と思われた方は多い事と思います。ええ、もうね、はい。
うっかり者のメガネ「ピアッツァ・メルカート」のメルカート(市場)とは、「通りに陣取る露天商の事だけ」だと思い込んでしまってたのです。
しかしその夜、心やさしき友から頂いたメールに
「私が思う『メルカート』っていうのは四角い建物のなかにある市場の事なのだけれど・・」
と書かれていたのでありました。
それを読んだ瞬間、昼間素通りしたとある建物の光景をババンと思い出したメガネ。
「あああ!あれがもしかしなくても、中央市場だったかっ!中央市場ってここにあったのね?」
とやっと理解できたのでありましたOh dio dio!!
我ながら、なんてお馬鹿さんなのでしょう?ふふふふふっ。
Asakoちゃんが教えてくれてたのも、もちろんそちらの市場の方だったのですね。
道理でお話のつじつまが合わなかったわけですよ。うん。うん。ごめんなさい!
・・・だって、シエナじゃあメルカート全体に屋根なんて付いてないんですもん(笑)。
そうしてドキドキしながら建物に足を踏み入れたメガネ・・・。
いきなり、こんな品にお出迎えされちゃいましたよ?
通りの露天商に隠されるようにひっそりと佇む四角い建物の中は・・・イッツァスモールワールド!!
なんて素敵な世界なのでしょう!
さすが大都会フィレンツェなのですねっ!!(笑)
体育館さながらのだだっ広い空間の中に、ところ狭しとメガネの目を奪う品物が、もうとんでもない量売られているのでありました。
「ああ、やはり本物は違うわ・・」
と感慨もひとしおのメガネ。
きゃはははははははっ!
笑ってやって?おバカなメガネを、笑ってやってニャ??
きゃははははははははっ!
わたし、フィレンツェ育ちのキティよ?
え?もう知ってる?・・・おかしいニャ〜。
聞いてやって聞いてやって、メガネのお話聞いてやってニャ?
むは〜ん、それにしてもフィレンツェはあっちくなったにゃ〜ん。ゴロゴロ。
はい、こちら「Eccoci!」
夜撮影したのでちょっと暗めの画像でごめんなさいなのです。
場所はP.zza Ghiberti,5/r
ドゥオーモの裏をずんずん進んで、アンティークで有名なチョンピ市場の裏あたり、ちょうどサンタンブロージオ市場の横あたりにあるお店です。
新しく出来たばかりということで、店内はかなりモダンなイメージ。
さすがフィレンツェ、都会的な内装ですよね?
シエナにはこんなお店無いですもん(笑)。
エッコチクワー!
と現れたのが、このお店のコックさんであり、Asakoちゃんのお友達でもあるブラちゃんことブラディミルさん。
フィレンツェに着いた日、Asakoちゃんに
「新しいお店なのだけれど、是非来てみて?」
とお誘いを受けて、二つ返事でお店を訪れる事にしたメガネなのです。
さてさて、どんな美味しいお料理が食べられるのかな?
こちら、このお店のオーナーさん。
まだまだお若いのですが、経営手腕は素敵ならしいのです。ふふふ。
「イタリアのリストランテは遅れている!」
と、このお店をオープンさせる事にしたそう。
「どのお料理がおすすめなの?」
と聞かれ、一つ一つ丁寧に説明してくれるブラちゃん。
とても仲良しなお二人なのです。