2006年03月29日

東京のお気に入り

イタリア上陸を目の前にして、ブログを作り替えてみたメガネ。
とりあえず、テスト的に出発前からちょこちょこ書いてみようと思う。
てことで、先日とんぼ返りで東京に行った時に、学生時代からのお気に入りのお店に入った画像をば。

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東京、吉祥寺はメガネのお気に入りの街。
久しぶりにおとずれたのに、なんだかほっとしたのは、やっぱりそれだけ思い出深い土地だからかな?
その裏通りにあるのが、このお店。あの頃と何ら変わりなくひっそりとありました。
この通り沿いのお店はどこも味があっていいのですよ。
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ここのサラダ、ドレッシングが美味い!
赤い色はなんだろう?ニンジンとトマト、かな?
酸味の効いた深みのあるドレッシングなのだ。
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そして、メガネが必ず食べるお気に入りがコレ。
「ミート味のピラフ」
ミートとキノコとレタスと卵のハーモニーがたまりません!!
むしゃむしゃ食べちゃいますね。
コレだけのために吉祥寺に行けちゃうぐらい、大好きなピラフなのです。

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ちょうど休日だったので、お店の中は大混雑。
てんてこ舞いで働くお姉さんの背中をパシャリ。
2時とは思えない繁盛ぶりでした。
大好きな街だけれど、休日の吉祥寺はお祭りみたいで落ち着かない。やっぱし、平日の静かな雰囲気の方が好きだなあ。

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2006年04月11日

まずは定番の?

機内食からですよね?やっぱし。
てことで、名古屋発フランス着の飛行機は、エールフランスでチケットを買ったのだけど、乗った機体はJALなのでした。
だから、ちょっぴりまともな機内食(笑)になってます。はい。
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こちらは、相棒が食した洋食弁当です(笑)。
機内は狭いのでちょびっとばかりゴッチャリしているのはお許しを。ふふふ。
メインディシュのハンバーグもどきのケース下には鉄板が入れてあって、熱々なのです。

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こちらは、メガネが食した和定食弁当。
酔い防止のためいつもは飛行機の機内食を食べないメガネですが、今回は珍しく食べちゃいました。だって、お腹がすいてたんだもん。
JALだったのも良かったのかもしれません。和食がちゃんと和食だったから。
この、混ぜご飯、一見美味しそうで香りも良いのに一口口に入れたらなんだか妙な味わいが・・・。香りものは余り暖めすぎると美味しくなくなるようですよ?
全体的に薄めの味付けでした。ご飯とかたまごとかわざわざ暖かくしてある品より、煮物なんかの冷たい品の方が美味しかったです。
混ぜご飯があまりにまずかったので持参していた相棒の手作りおにぎり(いつもは飛行機酔い防止のため機内食を食べないでおにぎりをちょびっとだけつまむようにしてるのです)をムシャムシャほうばっためがねなのでした。

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その後、間食用にパンとカフェが出ました。
このぱんは中にクラムチャウダークリームのようなものが入っていて、気に入りました。
ちょっと暖めてもらえたらもっと良かったかな?

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着陸2時間前に出された夕ご飯。
こちらは和洋折衷でみんな同じメニューでした。
この、ボンゴレビアンコがなかなか美味しかったんですよねえ。
という感じで、今回はなにげに全部のお食事を平らげてしまったメガネ。でも、奇跡的に酔わずに済みました。
日頃の行いがよかったからなのかしら?ふふふ。

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フランスでの乗り換えでアリタリアに。
なんだ、結局エールフランスには乗らずじまいでしたよ?
いかにも、イタリアらしいいいかげんな包装でした。パックもキッチリ閉まってないし、なかのプラスチックコップには箱の切りくずみたいなのが入ってるし、渡す時も投げるようにドンドン!という感じで置かれました。
客室乗務員さんは、接客そっちのけで大声で談笑してるし、なんか乗客ともずいぶん話し込んだりして、この飛行機に乗り込んだ時点でメガネはイタリアに来た事を実感できたのでした。

2006年05月06日

メガネキョウダイ、ある日のお昼ごはん

当初の計画では、メガネが普段食べたお食事などもジャンッジャン載せる予定だったこのブログ。
なのに、なのに、それなのに、あまりにもハプニングが多すぎて、載せる方が全っ然間に合ってません!
それでも、ほんの少しでも載せたいなということで、とりあえず、ある日のお昼ご飯をどぞ。

ええっと、今月4日のお昼です。
新しいお家に移って、ようやくのんびりする事が出来た午後なのでした。

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今日のご飯は、何かな〜。
あつあつ、ホカホカですね。
お天気も上々なので、外からも気持ちのいい日が射してきてましたよ?

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2006年05月08日

メルカートのある昼は・・・後編

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さて、それではメルカートメニューをば。
まずは、パンパン!
パンを切らなくては・・・。
本日のパンは、コープで急遽買ったもの。
名前は「fino」。
見た目美味しそうだったのだけど・・・食べてみたらば皮はカチカチで、中はスカスカ。
風味も味わいも薄いという、ちょっと残念な結果になってしまいました。
それでも、もちろん食べもしたけどもね(笑)。
メガネはやっぱり、ガリッ、しっとり、フワフワッのハーモニーが好きなのです。

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それから、それから、フリットを。
中身が何かは食べてからのお楽しみ。
メガネ的にはタマネギとカリフラワーがお気に入りなのです。

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おつぎは、初めて買ってみた「水牛のモッツァレッラ」。
大きくて、しっかりもっちりとした切れ味なのです。
ふふふ、美味しそ〜〜。

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メルカートのある昼は・・・中編

鳥の丸焼きの半分も買ったし、スペアリブも買ったし、フリットも買ったし、モッツァレッラも買ったし、お昼はゴージャスになるね?と、ホクホク顔でメルカートを後にしたメガネキョウダイ。
両手にガサガサお買い物袋を下げながらバス停まで歩いていると・・。
「あっ!!あのバスだよ!10番来てるよ!10番!!」
ちょうど帰ろうと思った瞬間にバスがやって来るなんて、とってもラッキー!などと思いつつ、喜びもあらわに袋をガッサガサ言わせながらバスまで走ったメガネ。
乗る前にも「よし、10番だね!行きに乗ったバスだね?」
と、ちゃぁんと確かめました。うんうん。イタリアのバスでは油断は禁物ですからね。
そうして、10番、「サンミニヤート行き」のバスに乗り込み、ふぅっと一息ついた二人。

がたがたがたがた、バスは右に左に激しく揺れながら猛スピードでチェントロを飛ばします。どこかにがっちりつかまってないとひっくり返ってしまう程の激しい揺れに必死の形相で耐えるメガネ二人。
おりしも、今日はメルカートの日。バスの中は買い物帰りのイタリア人でほぼ満員状態。
そんな、人でごった返したバスのど真ん中にて、ガッサガッサと揺さぶられ続け、ほのかな芳香を放ち始める相棒の袋。
そう、そこには鳥の丸焼きの半分やスペアリブなどお楽しみ商品が満載。そんなホカホカなお肉達が、見事な香りのハーモニーを奏で始めたのです。
マンマミーア!!

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メルカートのある昼は・・・前編

シエナのチェントロでは、毎週水曜日に「メルカート」があります。
「メルカート」とは、いわゆる朝市みたいなもの。食料品や衣料品、雑貨や靴など、いろんな品々が安価に手に入るのです。そして、もちろん食べ物も。
始まる時刻はよくわからないのですが、朝の8時頃でも開いていたような記憶があります。終わるのは・・・だいたい1時か2時頃かな。お店のおじさん達によって帰る時間は様々なようです。多分。
場所は、ピアッツァ・グラームシから、フォルテッツァ周辺。長い長い道に沿って、かなりな数のお店が並びます。
お店を出す方達は、みなさんマイクロバスやトラックなどで乗りつけて、そのままその車をお店にしたり、露台を出して商品を並べたりしてます。
わかりやすく説明すると、日本のお祭りなんかでよく見る露天商さんの大きい版といった風情でしょうか?
車でお店ごとやってきて店開きして、定刻になるとそのまま車に乗せてキレイサッパリ帰って行く、という感じなのです。

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さて、メガネが住んでいた6年前とは少しだけ様変わりしたメルカート。
あの頃は野菜なんて売ってなかったと思うのですが・・今は新鮮な野菜を売るお店ができてました。
これは嬉しい!
お客さんも一杯です。

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ちょうど時期のカルチョーフィ(ええっと、なんだっけ・・あ!アーティチョークだ)。
山盛りてんこもりで売ってました。
ああ、美味しそう!(笑)
カルチョーフィは日本のタケノコみたいな灰汁のある野菜です。ちょっとだけ癖があるので、気になる人は駄目かもしれませんが、慣れると病みつきに・・。
タケノコ好きの日本人なら、まず間違いなく好きな野菜ですよ?

さてこのメルカーの日は、メガネが日本に居た頃から食べたくて食べたくて仕方がなかった品が売られる日でもあります。ですから、メガネは毎週お昼近くの11時頃になると必ずイソイソとメルカートに出掛けて行くのでありました。
さて、その品とは?ふふふふふっ。

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2006年05月17日

ガストロノミア「il Buongustaio」

そんな訳で、お昼ごはんすら作る気力がわかなかったメガネ。
マリーアントニエッタさんご推薦のガストロノミアまで散歩がてらお食事に行ったのでした。

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こちら、アクアカルダの寒い我が家から歩いて5分程の距離にある、ガストロノミア(いわゆるお惣菜屋さん)「il Buongustaio」。
なにげなーくお店の前まで行って中をのぞいてみると・・・。

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お店ではあるけれど、食べる場所は表の小さなテーブル席か、中にある即席カウンター席のみらしい。
しかもなにやら、お店の中では食べにくい雰囲気。
日本で言うところの、う〜〜ん「吉牛」に女の子一人で入るような微妙な空気?なのです。
「働く男の城」のような匂いがプンスカしてて(実際、土木作業系な強面のお兄ちゃんがドカドカ入って来てましたし)、ちょっと落ち着かなさげな感じ。
もちろん、そんなところ程お食事が美味しい予感も・・・。
まあ、とにかくお店の中で食べる事を即座にあきらめたメガネ、お惣菜だけ買って持ち帰る事に。

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早くご飯にありつきたいお兄ちゃんに先を譲ると、何を食べるかじっくり吟味するメガネキョウダイ。
ん〜、これはなかなか・・・・。
奥にあるラザーニアが美味しそう。
焼いてあるお肉なんかもいい感じ。
悩むな〜。

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うううっ、お野菜も美味しそう!
イタリアは野菜を簡単に調理したものも売っているのがとっても良いのですよね?
あっ、右端真ん中あたりにあるブロッコリーの炒め物も良いな〜。

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何を頼むか決まったら、お姉さんに注文です。
「ええっと、この野菜とこの野菜を、ウンポ(少し)・・」
「エ・ポイ(それから)!?」
「ええっと、この煮物を、ウンポ(少し)・・」
「エ・ポイ(それから)!?」

とまあ、「エ・ポイ!?」「エ・ポイ!?」とリズムよく聞かれるとついついづぎづぎに注文してしまいたくなるメガネ(正しくは注文係の相棒なのですが)。
このお姉さんは美人さんで愛想がほとんど無かったにも拘らず、特に「エ・ポイ(それから)!?」が上手な方でした。
しかも、相棒が「ウンポ(少し)」と言っているのに、器に盛ってくれる量はそれを無視するが如くに全っ然「少し」では無いのですよね(笑)。
こういうお惣菜屋さんは、基本的に「少し」の量がかなり多いですからご注意を。ふふふ。

さて、メガネが買ったのは・・・

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2006年06月21日

OSTERIA IL GRATTACIELO

つまり直訳すると「摩天楼」。

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ここは、シエナ在住なら知る人ぞ知る「男達の台所」。
日本で言うなら、う〜ん・・ガード下の赤提灯かな?
土木作業系のかなり危なげな雰囲気を漂わせてるオヤジさん達のたまり場で、お昼時ともなると小さな店内はたっぷりのワインを注いだコップを片手に、赤ら顔をしたおっちゃん達が「がははははっ!」と笑い合う姿で賑わってます。
実はこのお店、6年前に語学学校の友に教えてもらったのですが、
それを聞いた学校の先生に
「摩天楼ですって!私は絶対に行かないわ!だって、危険な場所だもの!だから貴方達はペリコローゾ(危ない)なのよ!!」
と言われてしまったメガネなのです。
いや、だって、美味しかったし・・・そんなあからさまに危険人物扱いしなくても・・・(笑)。

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ね?ほんのり危ない雰囲気が漂ってませんか?
場所もシエナのメイン通りから一本奥に入った「Via dei Termini」と交差する「Via dei Pontani」のアーチ下。
ここは、シエナの町中では比較的人通りが少ないヴィアだったりします。
メガネの住んでいるサンタカテリーナからは目と鼻の先で、ふうふう坂道を上れば着いちゃいます。
おっちゃん達で賑わっている時間は、入るのにかなりな勇気が必要。
シエナにしては珍しく、じろじろ見られて「おい!日本人だぞ!」とからかいの声が上がりますからね?
女の子一人では難しいかもしれませんが、メガネも二人でびくびくしながら入っているので多分大丈夫!

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店内はこんな感じ。
本来なら、ここにオヤジさん達が列をなしてごった返してるのですが・・・。
さすがにカメラを向ける勇気がないメガネなのでした。

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でもですねえ、怖くてもこのお店に入りたくなるのが・・・このお料理なのですよね?
ふふふ、美味しそうでしょ?
こちら、粉ふきいものオリーブオイルがけプレッツェーモロ和え、タマネギのローストの酢漬け、ファッロ(スペルト小麦)のインサラータ風オリーブオイル和え、そしてローストビーフ。
自分の好きなおかずを好きなだけお皿に盛ってもらうシステムなのです。

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2006年06月24日

Il PULCINO

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いつもメガネが通る道 VIA DELLE TERME にあるお店、その名も「ひよこ」。
一見、ただのバールのように見えるのでついつい素通りしてしまうのだけれど、通るたびなにやら美味しそうに皆さん食べている御様子。
しかも、お昼はいつもイタリア人で賑わっているよう。
あまりにさり気なく存在してるので「一回入ってみたいなあ・・・」と思いつつもなかなか足を踏み入れなかったメガネ。
でも今日は思い切って入ってみる事に。
このひよこちゃんのステンドグラスがポイントで、可愛らしいですよね?

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ね?さり気ないでしょ?
あ!でもバールって書いてある!知らなかった・・・。だからバールにしか見えなかったのか!

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店内はこんな感じ。
先日のグラッタチェッロとは打って変わって、女性客の方が断然に多いのです。

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というのも、このおかずがポイントなのですよ。
ここに並んでいる品は全てお野菜。
もちろん、プリモやプロシュート類もあるのですが、おかずは基本的にお野菜の模様。
で、ここを訪れたお客様は「ベルドゥーレ・ミステ(野菜ミックス)」を注文するのが普通らしいです。
もちろん、メガネもそれに習って注文なのです。

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で、まず自分の好きな大きさのお皿を選ぶんです。
大きさは大・中・小と3種類。
で、お皿に載るだけ注文し放題?みたいな感じでした。
お値段はお皿によって、2・3・4ユーロとなってます。激安です(笑)

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お皿を選んだら、おじさんに欲しいお野菜を指をさしてお願い。
このおじさん、注文時にはほとんど何もお話ししてくれず、笑顔で頷くのみ。
なのに、たっぷりとお皿に盛るものだから
「バースタ!バスタ!!」
とお客さんからストップの声がかかるのです。
そんなにたんまり乗っけてしまっていいのですか?おじさん?

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