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2006年06月17日

やっぱりシエナは寒かった

みなさん、こんばんは。
メガネは今夜8時10分の最終便SITAバスにギリギリ乗り込んで、先ほどシエナに帰って来ました。
Asakoちゃんにもらった酔い止め薬のおかげさまで、なんとか無事にたどり着けたみたいです。
ふう、やっぱりシエナのこじんまりとした街並が落ち着く・・・。
そしてシエナの空気はフィレンツェよりもずっと冷たいのでした。昨日までのように半袖で歩いてたら結構寒いんですもん。
さすが、丘の上の街なのですねえ。
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そうして、重いリュックをよっこらしょと背負い込んで、のっしのっしと歩きつつ家路についたメガネ。
その途中、ポスタ(郵便局)の前を通りかかると・・・
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こんな催しが密やかに開催されてましたよ?
なんだかわかりますか?

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な、なんと!イタリアでは超マイナーなスポーツと思われる、ボクシングなのです。
しかも、郵便局前の広場で特設会場を作っての催しらしいのですね。
「イタリアでボクシング??」
とは思ったものの、せっかくだからと
荷物を置いてもう一度会場にてくてく見物に行ってみたメガネなのです。

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どれどれ、おっ、頑張ってますねえ?
会場に作られた椅子席は一応満席状態で、その周りを取り囲むようにギャラリーの輪が出来てました。
うん、ボクシングにしてはまずまずの入りなのではないかしら?

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そうしてイタリア人達に混じりボクシングに見入ったメガネ。

なのですが・・・
いや、こんなに静かなボクシングの試合を見たのはメガネ初めてです(笑)。
聞こえて来るのは、キュッキュッとリングを蹴る選手の靴音と、
「立て!立つんだ!ジョー!!」
と叫ぶセコンドの声ばかり。
そんな盛り上がる選手とセコンドをよそに、観客達はビーノをちびちび飲みながら自分たちのお話に夢中。
どちらが勝とうが、どちらが優勢だろうがおかまい無しなご様子でした。
これじゃあ、選手達もちょっと可哀想かな。

サッカーだったら、地響きがするぐらい盛り上がるのに・・・。
さすが、好みがキッチリしているイタリア人らしい一幕なのでした。
結局あまりに盛り下がる会場に、夜風の寒さも染み渡り途中で帰ってしまったメガネなのでありました。

今日はとっても疲れちゃったから、フィレンツェのお話はまた明日。
ふう、都会は大きくて歩くだけでも大変でした。
おやすみなさい、ボナのって。
今夜はドロのように眠れそうなメガネなのです。

と思ったのですが(またです(笑))、
なんだか外で急に花火が始まりましたよ?え?なんで??
我がアパルタメントからはドスン!ドドン!という音しか聞こえてきませんが、
何発も花火が上がっている模様。しかも時刻は夜中の12時なのですけれども・・・。
なに?何の催しなの???
気になるけれども、もう寝る体制に入ってしまったメガネ。外には行けません・・・。
仕方ない、明日誰かに聞いてみよう。うん。

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