みなさん、こんばんは。
ローマは今日も暑かった・・・。
というか、あまりの日差しにジュッって焦げるかと思ったメガネです。
こんなにシエナと違うなんて、驚いちゃいますね?
なんか顔が未だにヒリヒリしてるんですけども。日焼け止めも効果無し!の熱烈熱線攻撃なのでした。ふう。
さすが、南の力なのです。
さて,今日はローマにて6年前にシエナで一緒だったお友達と再会してきたメガネ。
もちろん我々の事ですから、色々と美味なるものも味わってきちゃいましたよ?ふふふ。
てことでそのお話を・・と思ったのですが、昨日少し書いて途中で寝てしまいアップできなかった文章があったので、そちらを先にアップロードする事にいたします。今日のお話はシエナに帰ってからになるかもです。
以下、昨日の夜中にせっせと書いたものをどぞ。
しかも、半分以上不注意で消してしまったメガネ。疲れていると何をしでかすか自分でもわかりません!
ただ今、ローマは夜中の1時。
さすが大都会、こんな時間まで窓の外ではガヤガヤと楽しげにお話ししてる声が・・・
なんて書いてたら、
突然上から「今何時だと思ってるんだ!何しゃべってんだお前らっ!!」と怒号が降って来まして、
・・・シーンとなっちゃいました?あれれ?
さよなら、ローマの喧噪よ・・・
あんな風に2階のお兄ちゃんに言えたら善いのにと思うばかりのメガネです。ふふふ。
1時間程前に、お疲れのところローマの御方にB&Bまで送って頂いたメガネ。
とりあえず、たっぷりとかいた汗をさっぱり落とすべくシャワーに飛び込み、ホッと一息。
ようやく寝る体制に入ったところなのですよ。ふう、楽しかったな・・・うん、凄く楽しかった。
さて、ローマの御方との待ち合わせ場所は、メガネのホテル最寄りのティブルティーナ駅からメトロで40分程の距離(ホテルのカッコいいお姉さん談)。
約束の時間は夜の9時で、それに間に合うよう8時頃に慌ててホテルを出発したメガネ。
目指すティブルティーナ駅は、お昼でもかなり陰鬱とした雰囲気に包まれたちょっと危なそげなところ。
しかも「夜には近寄らない方が善いよ?」なんて言われてしまう場所でもあるのです。
夜の8時と言えばまだまだ「明るい時間」ではあるけれど、それでも「遅い時間」には違いなく、しかもそれをまた「地下に降りる」というのだから、ますます恐怖はつのるのです。
メガネの腰が勝手に引けてしまっても仕方が無いってものですよね?うん。
地下鉄の駅に行くには「M」のマークのある場所から地下道をずんずん降りて行けばいいみたい。
そうそう、いつも思うのですけれど、メトロを意味するこの「M」のマークが、どうしてもマクドナルドのマークに見えて仕方ないメガネ。目にするたびに「あれ?こんなところにマクドナルドがあるのかな?」と思っちゃうんですよね。どうでもいい事なのですけども。
まあ今回もおどおどしつつも、そんなどうでもいい事を考えつつ地下へと続く階段をずんずん降りて行ったメガネなのです。
一体どんな恐怖ワールドが待っているのやら・・
と、ドキドキしながら周りを見わたしてみれば、
「あれれ?意外と綺麗かも??」

(地下=怖い)+(ティブルテイーナ駅=怖い)=とんでもなく怖い
という脳内計算で、勝手に「怖さ」を算出していたらしいメガネ。
意外な程の構内の清潔さに(たしかに陰鬱とはしているのだけれども、そこはかとなく綺麗なのです。もちろん、「イタリアにしては」ですけれども)ほっと、息をついたのでした。
さて、地下には降りてみたものの、
どうやらこの地下道は左右に伸びている様子。さてどちらに行けば地下鉄に乗れるのやら・・・。
地図すら持ってなかったメガネ、あたりを見回しつつ野生のカンで奥の方へ。
すると、ちょうど地上のティブルティーナ駅真下に、メトロ駅らしき大きく開けた場所が目の前に。
右手には電車の入るホームもチラリと見えるので、どうやらここがB線メトロの「ティブルティーナ駅」のようです。
さて、メトロに乗るにはまず切符から。
思えばメガネがイタリアで「地下鉄」なるものに乗るのはこれが初めて(ええ驚いた事に初めてだったのです)。
よくよく考えてみれば、切符の買い方すらわからないではないですか?
この殺伐とした駅構内では、とにかく早くなんとかしなくては・・と焦るばかり。
どうしたものかとあたりを見回していると、
「ねえ、切符どこで買うんだろうねえ?」
と相棒。
うん、今それを考えていた所だよ、と思ったメガネ。
「ねえ、メトロってどうやって乗るんだろうねえ?」
とまたしても相棒。
うん、今それも今考えていた所だよ、と思ったメガネ。
しばし見つめ合う二人。
二人で不毛なアイコンタクトを続けていても仕方が無いので、とにかく切符売り場を探す事に。
もちろん、壁のところには数台の切符自動販売機なるものは存在していたのだけれど、そういう機械がまともに動いているのをほとんど見た事が無いメガネ。初めから「これは動かないもの」と判断していたのでした(笑)。
試そうなんて気すら起きませんでしたよ?だって、お金を入れて戻ってこなかったら悲しいでしょ?
駅の中であっちにうろうろ、こっちにうろうろしている日本人二人は大変目立つようで、通りすがりのイタリア人にもじろじろ見られるし、怪しい系な人にもギラギラ見られるしで焦りは募るばかり。
しかたなく、イタリアでもっともあてにならないであろう駅員さんらしき人に助けを求める事に。
構内の真ん中にあるブースに渋々赴き、
「すみません、すみません」
と中にいる制服の人に声をかけたのでした。
がしかし、というか、やっぱり、というか、返事は無く、何やら彼女は他の仕事に勤しんでいるみたい。
聞こえなかったのかな、と気を取り直してもう一度大きく声をかけると、
「・・・・ちょっと待ってよ・・・」
と今度は振り向きもせずすげないお返事。
イタリア人からこんな返事が返って来たら、まず放置される事間違い無しな事を経験で嫌という程知っているメガネ。「腐っても駅員さんなんだから仕事してよねっ!」と思いつつも、すごすご撤退したのは書くまでもありません(笑)。