2006年04月30日

雨の午後は・・・

さて、こんにちは。
このお家を追い出されるまで残すところあと・・・20時間?ほどになってしまいました。
かなり切羽詰まっているメガネキョウダイです。マンマミーア!!
今の時刻は夕方の4時。
現在のところ、引っ越し先は決まっておらず(ええ、未だに(笑)、4時半頃から6年前にお世話になったマンマのお家を見に行く予定。
はて、さて、どうなる事やら。

シエナは今日は2時頃から雨がしとしと降ってます。しかも、寒い・・・。
午前中はいろいろとしなくてはならない事があって忙しかったのですが、昼からは少しのんびりムード。
他の住人が居ないうちに(インテリメガネ君とマッチョ君は週末から旅行で居ない模様なのだけど、ホリ君がお友達を連れてきているので、現在その二人と住んでいる状態)、シャワーを浴びたり、ご飯を食べたり。
またしてもホリ君に
「君たち、部屋はもう見つかったの?大丈夫?」
と心配されたメガネ達。
「ううん、まだ決まって無いの・・」
と答えると、とっても残念そうに、そうか・・と頷いてくれる彼なのでした。
ドルチェ・ホリ君、いつも心配してくれてありがとうね?

そうそう、お部屋の片付けもしなくては!
あっ、歓声が聞こえる・・
実は今、シエナではサッカーの試合中。シエナはセリエAに昇格したので、本日はユベントスと対戦しているらしい。なんでそんなに詳しいのか?というと、ついさっきホリ君とお友達が仲良く観戦に行ったから。
メガネも行きたかったけど、とりあえずお引っ越しをなんとかしないといけないのだ・・・。
おっ、また歓声が・・・。盛り上がってるなあ・・・良いなあ。
でもかなり雨が降ってるから、せっかくシャワー浴びて行ったのに二人ともびしょぬれで帰ってくるね?
うん。

そんな感じで、これから最後のお家を見てきます!
それで、最終的に何処に住むかを決めたいと思うメガネなのでした。

また、帰ったら、昨日の分のお話もまとめてどかーん!と書きたいと思います。
メガネキョウダイの明日は〜っ、ど〜っちだ〜っ!!

部屋を探して三千里・最終章

昨日一日で怒濤のお部屋見学が終わり、メガネの借りるお部屋候補は2件。
ええ、たったの2件なのだけれど、メガネにしては素晴しい成果。それもこれも尽力してくれた友とミケーレさんのお陰なのです。
そんな中、お部屋探し最終日の今日・・・
朝から精力的にお部屋を探すのか?と思いきや・・・朝の9時にはお部屋を出て「サンタカテリーナの家(という名所)」に急いだメガネ。
だって今日はフェスタの日。
シエナではサンタカテリーナのお祭りがあるのです。
先日、6年前にお世話になった(そればっかりですね)恩師、その名も「カテリーナ」にお会いした際、このお祭りの事を教えてもらっていたメガネ。
本当はもっと余裕を持って見たかったのだけれど、引っ越しが明日では、なかなか落ち着く事も出来ませんとも。ええ、ええ。
それでも、年に一度のお祭りを見ない訳にはいかないと、カメラを持ってサンタカテリーナの家まで赴いたメガネなのです。

メガネの住むアパルタメントの住所は「ビア(通り)・サンタカテリーナ」。
ですから、サンタカテリーナのお家からは目と鼻の先。
お部屋の窓から身を乗り出せば、ばっちりお家が見えちゃう距離なのですよ?
フェスタのお話を聞いた当時は、
「近くて良いわね?すぐよ?すぐ!」
とカテリーナに言われていたのに・・・それも今日で一時お別れという事に。シクシク。
まあ、ギリギリ見ることができたので良しとしておきますけども。
このお祭りについては後日写真をたっぷり載せてお話ししたいと思います。シエナならでわの素敵なお祭りでしたよ?寒かったけど。ふふふ。
てことで、さあさあ!お引っ越し!お引っ越し!!

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部屋を尋ねて三千里 パート3

さて、マンマへの怒濤の電話が終わった後、我々は「貸部屋あります」の張り紙を見にリッツァ(バス停の広場・ピアッツァグラームシ)へ。
友に教えてもらったのですが、ここにはシエナのいろいろな情報が落ちてるらしいんです(笑)。
「貸部屋あります」「ルームメイト募集」「バイク売ります」
などの個人的メモが、バスの待合所にべたべた貼ってあるのですよ。
もしも、シエナで物件などお探しの際は是非一度覗いてみてくださいね?
まあ、とにかくその張り紙から一件、月180ユーロ(プラス光熱費)の物件も確保。
しかし電話の相手はイタリア人、メガネがかけてもすんなりと通じるはずも無いわけで、素直にミケーレさんに助けを求めたのでした。
肝心な事が自力で解決できないのが、とっても悔しいメガネなのです。

今日のお天気は雨だったり晴れだったり変な感じ。
ここのとろ、ずうっとはっきりしない天候でさすがに気も滅入るってもんですよ。
雨粒が落っこちてこないうちに、とりあえずアパルタメントに撤退したメガネ。
ガチャリとドアを開けたところ、またしてもホリ君とそのお友達に遭遇。
「新しい部屋は見つかったの?」
と、顔を合わせるたびに何度も聞いてくれるホリ君。
いや、まだ見つからないから!
そんなに一日に何度も聞かれてもね、答えはいつも同じなの。ごめんなさい。
この週末、我が家の住人・カッティービなインテリメガネ君&マッチョ君はそろってどこかにバカンス中らしいのだけれど、何故かホリ君のお友達らしい「むさい系」の彼が代わりに住んでいるらしい。
ん〜、なんか彼を見ているとホリ君に寄生しているようで、おへその穴がむずむずかゆくなっちゃうメガネなのです。ふふふ。

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部屋を探して三千里 パート2

パオラさん完了後、部屋を出て電話ボックスまで足早に急いだメガネ。
そんな短い時間急いだってなんにもならないってわかってても、気持ちは焦るものなのです。ええ。

電話ボックスに到着すると、とりあえずマンマの家に電話、電話。
「マンマ」というのは、メガネが6年前シエナに住んでいた時にお世話になったファミリーのマンマの事。
あの頃は寒かったり暗かったり怒られたり喧嘩したりで、いろいろと大変だったメガネなのですが、今となってはそれも良い思い出なのです(いや、当時は全くもって笑えない、というか尋常じゃない大変さだったのですけどもね、ふふふ)。
まあとにかく、先日6年ぶりにマンマの家にご挨拶に行った際に、
「あなた達、何処で部屋を借りてるの?」
から始まって、
「聞きなさい!私たちも部屋を持ってるのよ?ええ、そうよ、チェントロからは遠いけれど、コープからはとお〜っても近いのよ?コープよ、コープ!知ってるでしょ?ええ、知ってるはずだわ!コ・オ・プよ?
とっても大きくて、すんごく新鮮でとんでもなく安い品物が沢っ山売っているあのコープよ?!そう、あそこは素晴しいお店よ!そのコープのすぐすぐすぐすぐ近くなの!とってもとってもとってもとって〜も近くなのよっ?!
それにね、お部屋には大きなバルコニーもついてるのよ!バルコニーよ?!わかる?バ・ル・コ・ニー!!ね、素敵でしょ?
しかもね、とおっっても広いの!今は2人のイタリア人の女の子が住んでいるんだけれど,その子達ときたら、とんでもなくいい子達だから、色々教えてくれるわよ!ええ、そうよ、教えてくれるはずよ!!それでね・・・・・」
と延々聞いていもいない「貸し部屋」の素敵さを話し続けてくれてたのです。
当時は「また言ってるよ・・」程度、話半分しか聞いていなかったメガネナなのですが・・・もしかして、そのお部屋がまだ空いてれば借りられるのでは?と思い至った訳なのです。
どんなに「えっ?そんなお話聞いても仕方ないんですけど・・」と思っても、ちゃんと聞いておくものなのですねえ。うんうん。

そんな訳で、マンマに「コープにめちゃくちゃ近くて、広くて、バルコニーがっあって、とんでもなく素敵な」お部屋が空いているかどうかを聞くため、電話ボックスに急いだメガネなのでした(正しくは電話担当の相棒だけれど)。

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部屋を探して三千里 パート1

さて、時は戻って今朝の8時30分。
イタリア人にしては珍しくほぼ定刻に颯爽と現れたパオラさん。
今までの経験から、時間通りに彼女が現れるだろう事を予測していたメガネは、今か今かときっちりお部屋で待ち受けていたのでした。
だから例によっての軽やかな「トントントン!」というノック音を聞く事無く、
ガチャリ!とドアを開けてのご挨拶となったのです。

「おはようございます!」
「ああ、おはよう、アローラ!(それじゃあ)・・・」
と、挨拶もそこそこに早速の前金徴収。いやもうね、いつもの事だけどさ。
メガネが彼女と話したのはたったの3回だけれど、彼女は常に焦ってて、時間が無さそうなのだ。
なんでなんだろう?話している側からもう、体半分が帰ろうとしているんだもの。
もう少しだけでも落ち着いたって良いと思うんですけどね?余計な世話なんだろうけどさ。

まあ、そんなこんなで、メガネもパオラ調に合わせ、ササッと素早くお金を渡したのです。
前金は、一人頭きっちり100ユーロずつ。決して安くはないのです。うん。
そして、パオラさんは領収書に受け取った金額とサインを、これまたきっちり残すと(この辺はメガネ的にも安心)、おもむろにメガネ達に向かって、
「私たちもとっても残念なのよ・・・あなた達にお部屋を貸せないのは。あなた達はとても感じがよくって、私たちも気に入っていたのだけれど・・・本当にごめんなさいね?」
と、またしてもあんまり申し訳なく無さそうに言ってくれるのでした。

う〜〜ん、どうなのかな?本当に残念がってくれているのかしら・・と思わずにはいられなかったメガネ。
どうもホリ君他、我が家のカッティービ軍団の「うちの大家達はみんなstronzoだ!!」発言に多少なりとも影響を受けてしまっているらしい。だめだなあ・・。
だって、みんなしてめちゃくちゃ文句を言うんだもの。そんなに言われたら「そうなのかな?」なんて、思ってしまいますよね?うん。
とにかく、パオラさんの話し方がね・・・焦ってるうえに、無感情なのは、どうなのですか?パオラさん!

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2006年04月29日

イラストを入れてみた

みなさん、こんにちは。
なんだか、にわかにmeganekyoudaiのサイトに来て下さる方が増えてるようで(というのも、某・お優しいお方のおかげなのですけども)、とっても嬉しいメガネです。ありがとうございます。ふふ。

先日のマダニ事件では、さすがに「写真を!」という気分になれなかったメガネ(いや、もちろん撮りはしましたけどもね?)。
皆様にも、あまりに気分の悪い画像をお見せするのもアレですし(笑)・・てことで、今回は相棒のイラストを入れてみました。
スキャナーが無いので、カメラで撮った品を載せてます。多少の画像の荒さはお許しあれ。
それでは、イラスト入りの「とんでもない1日」をお楽しみくださいませ。

あ、お部屋についての続報はもう少しあとに書きますので、しばしお待ちを。ふふふ。

ん?いいにおいがする〜!
あ、ホリ君がお友達にご飯作ってあげてるみたいですよ?ん〜ホントにいいにおい。
え?ハンバーグ?いいなあ・・。
今は夕方の5時だから、彼らにとっては遅めの昼食ですね、うん。
また相棒がホリ君に捕まって、「アパルタメントの部屋が見つかったか?」って聞かれてるし・・。
ホリ君って、ドルチェ声で、ドルチェ顔で、心もドルチェな男の子なんですよね。
うん、いい子なのだ。

それでは、後ほど!

追い出されるまであと・・2日!??

こんばんは。
今朝はZeccaの事を書いたので、今夜はお部屋の事についてです。
さて、メガネが我が家を追い出されるか否かは、今夜ミケーレさんがアンナさん(大家さん)に電話して最後の判決を聞いてくれる予定だったのですが・・・。

時刻は夕方(イタリア時間では遅いお昼頃かな?)4時15分。
メガネは『ダニ話』の顛末を書き終えたところで、相棒は冷えたからと布団で眠り始めたところでした。
「トントントントン!」と、聞き覚えのある軽やかなノック音が・・・。
「シイ(はい!)」と慌ててドアを開けるメガネ。
するとドアの外には、やはり・・というかなんというか、アンナさんの娘さんであるパオラさんがシャッキリと佇んでいらしたのです。
ああ、これは何かあるのかな?と思ったメガネ、にこやかにパオラさんにご挨拶しつつ様子をうかがいました。
すると、
「あなた達にお話があります」
とパオラさんがおもむろに一枚の紙切れをペラリと渡してくれたのです。
ん?なになに、と読んでみると・・・

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