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2006年04月24日

インテリメガネ君な一日(改訂版)。

こんばんは。
ただ今時刻は夜の11時30分を過ぎようとしているところ。
相棒はせっせとイタリア時間に合わせようと努力しているらしいものの、既に2時間程前に撃沈されている模様(笑)。
メガネはブログのまとめに結構かかって、コレを書き終わったら寝る予定。

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今日は実に、帝王インテリメガネ君21歳にやられっぱなしのメガネキョウダイでした。
とはいえ、夜鷹の彼が起きて来るのはいつもお昼過ぎなので、それからということですけども。
我が家の唯一の平和な時間である午前中は、日本とスカイプしてみたり、ブログをまとめてみたりと、
相棒曰く「オタクな時間」をノンビリと過ごしたメガネ(笑)。
昼からは、ホリ君と昨夜から遊びにきてたらしいその彼女、インテリメガネ君が三人して、我が家のサロンで煙をもうもうとあげながらタバコの集いをされてました。
ん〜、3人で吸われるとさすがに煙いのだ。
「喫煙禁止!」の張り紙がべたべた貼られたところで平気でタバコをお吸いになるのがイタリア人!という感じ。

気を取り直して外を見れば、今日のお天気もなかなか良いよう。
メガネキョウダイ、仕事が一段落した3時頃からカンポ広場にお散歩に行くことに。
日曜日のカンポ広場はまさしく、ひと、ひと、ひと、人の坩堝なのでした。
それでも適当なポストをさがし、ごろん!とひと寝転がり。
お空を見上げると青空の広がる快晴!日差しも強くて目が開けられません。
ふわ〜っ、でも気持ちいい!
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カンポのお空を独り占め。
結局2時間程そこでごろごろしてたメガネなのです。

それから、コナードでお買い物のあと小腹が空いたので帰って夕飯の用意に取りかかる事に。
時刻は夕方6時30分。
相棒が調理を開始したところ、突然、ガチャリ!!と音を立てて帝王インテリメガネ君21歳の部屋のドアが開いたのです。
「帝王!君は家に居たのか!」
と内心ガックリしたメガネキョウダイ。
ブログのまとめがあったメガネがお部屋に去ると、残された相棒は完全にインテリメガネ君21歳に捕まってしまった模様。
Macintoshをパタパタしつつも聞き耳を立てていると、
「料理をしているのか?」
「うん。」
「なんで料理をしてるんだ?」
「好きだから」
「こんなに早く料理して7時にご飯を食べるのか?」
「うん、そうだよ?」
「じゃ、昼は何時に食べるんだ?」・・
「12時ぐらい」
「じゃあ日本じゃ夜は一体何時に食べるんだ?」
「だいたい6時ぐらい?」
「それじゃ昼ご飯じゃないかっ!」
「えっ?」
「じゃ、朝何時に起きるんだ?」
「う〜んと、5時?」
「5時?5時だって、マンマミーア!!」
「なんでそんな早く起きるんだ!」
「だって、朝が好きなんだもん」
「じゃ、メガネは?メガネもか?」
「えっ、違うよ彼女は8時ぐらい?」
「じゃ、その3時間一人で何してるんだ?」
「え、ヨガ?」
「ヨガって、あのヨガか?3時間も?」
「いや、1時間だけだけど・・・」
「マンマミーア!!!」
といった具合に立て続けの質問に次ぐ質問攻撃。
心配になったメガネはあわてて相棒の元に。
こうして二人揃って帝王インテリメガネ君の質問攻めの刑に服する事になったのでした。ふふふふふふっ。
その間ちゃんと自分の事もなにげに話すインテリメガネ君21歳。
彼によると10時ぐらいに起きて朝ご飯を食べて、それからなんかして、1、2時間後にメレンダ(2度目の朝ご飯)を軽く食べて、お昼ご飯は3時ぐらい(そうコレが普通)。で、今ぐらいにカフェを飲んでまた軽くお菓子を食べたりして、夜は10時頃食べて、寝るのは夜中。ということらしい。
コレが正しいイタリア生活なのだ。
その後も、
「ティアーモって日本語でなんて言うの?」
「(なんでそんな事知りたいの、使う時なんて無いでしょう?)え?愛してる・・・」
「ア・イ・シ・テ・ル??なんて書くんだ?」
「(書いても書けないでしょう?)こう?こうしてこう?」
「これ、漢字か?」
「うんそう」
「マンマミーア!!」
なんて会話が延々と続いてたみたい。
「Jagerって日本語でなんて書くんだ?」とかも言われてたな。日本語に無い発音をしつこく(笑)。
やっぱり人に物を尋ねる感じではない高圧的な詰問が続くのでした。

大学を卒業したらイタリアでも有数の大銀行、ここシエナのモンテディパスキィの社員になるのだと言い切るエリートらしき彼(だって、ほんとにそう言ってたもん)。
我々のサイトも気になったようで、「アドレスを教えろ!」とやたらしつこいのでした。
そのうえ、何のためにサイトをやってるんだ?とか、ホリ君の写真はなんで撮ったんだ!とか立て続けの質問攻めですよ。
とりあえずサイトアドレスを教えてあげると、今度は「meganekyoudaiって何だ!どんな意味だ!」と問い詰めて来るのです。ふう。
「meganeはメガネだよ。」
「kyoudaiは姉妹って事。」
と親切に教えてあげる相棒。その後も「でも血はつながってないんだよ?」と説明すると、「血って日本語でなんて言うんだ?」とか「「血液」ってどういう意味だ?」とは、「メガネキョウダイは漢字を全部知ってるのか?」
なんて聞くわ、聞くわ、話す事一杯のイタリア人なのです。
うんうん、わかった!わかったから、普通に優し〜く聞いてく下さい、何でも答えてあげますから!
聞くのはいいんだけど、なんでいつもそう高圧的で偉そうなの君は??
こうして相棒はご飯を作っている間中、インテリメガネ君の質問に答え続けるはめになったのでした。

なんとかメガネ君の質問攻めから逃れ食事を終えたメガネ。
食後のドルチェをむさぼりつつマッタリしていたところ、またしても!ガチャリ!という音とともにドアが開き、外出着に着替えたインテリメガネ君21歳が登場。
そして目敏くメガネがたまたま持っていた一眼レフデジカメを発見すると、先ほどの話でホリ君の写真を撮ったけど、あとでインテリメガネ君の写真を撮るかもとチョビット言っていたのを覚えていたらしく、
「僕もカメラで撮るんだろ?じゃ、今撮って!」
と頼んでも居ないのに写る気満々な指令を出してきたのだった。
「えっ!」
一瞬動揺しつつも、指令に従い急いでカメラを構えたメガネ。
すると、
「あ!ちょっと待って!コンタクト入れてくるから!ウナッティモ、エ!(すぐだから)」と言い捨てて部屋の中に駈け戻る彼。
「もう!撮るんじゃないのですかっ!!」
自分で撮れと言っておきながら、身だしなみを整えるために部屋に戻るインテリメガネ君、その名もアレッサンドロ21歳。
そのあまりの傍若無人さに却って笑いがこみ上げてきてしまったメガネなのでありました。

数瞬後、キリリと現れた彼は、
「じゃ、撮る?」
「こう?こんな感じで良いのかな?」
と、頼んでも居ないのに、ポーズをとってくれました。ははは。
なんか、可愛らしい彼なのです(笑)。
それで撮った写真がコレ。なかなかに男前に撮れてますよね?
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こうして、頼んでも居ないのに、インテリメガネ君の素敵なショットを撮る事が出来たメガネ。
彼もこの画像に「よしよし」と満足げに頷いてました。
実は、2枚撮ったのですが「こっちの方が良い!」との指定まで!(笑)
撮った後は、
「良い男に写ってる?良い男だと思うか?」と、やたらと自分の格好良さを気にするご様子。
自分が良い男である事にかなりなこだわりを持っている帝王インテリメガネ君21歳、その名もアレッサンドロなのでした。
いや〜、可愛い!可愛いよ君!ふふふふっ。

こうして今夜も同居人達に良いように振り回されるメガネキョウダイなのでした。
ああ、もう12時30分!眠い!寝ます。おやすみなさい!
ボナノッテ。

あ、ちなみに、昨日のバタバタは「食べる」から1〜4話でお送りしています。
興味のある方はBlog3の「まずはカフェから」どうぞ!

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