メガネキョウダイ、つぶやく

みなさん、こんばんは。
メガネキョウダイ、フィナルメンテ（とうとう）帰って参りました！！
本当は昨日の帰宅予定だったのですが、なんだかんだと楽しむ事柄がありすぎまして、結局、気づいたら今日になってました。
ええ、気づいたらそうなってたんです。なんでだろう・・・よくわからないけれど。
ふう、とっても盛りだくさんの２日間だったな・・・。
どうしよう、このボリュームをちゃんとご報告できるのかしら？ちょっと不安。
またしてもみなさまに美味しそ〜うな品々をご紹介できるかと思いますのでお楽しみに！ふふふふふっ。
とにもかくにも、メガネキョウダイは遊び疲れちゃいました。ふう。

さてさて、ここからが今夜の醍醐味。
疲れきったメガネが家に帰って来れたのは、夜の９時頃。
相棒時間では既に夜中なのですが、イタリア時間に習ってまだ夕ご飯を食べていなかったメガネ。
またしても「帰ったら軽く食べようか？」という話に。
しとしと雨の中、やっとのことでお部屋にたどりつき、恐る恐る台所に行ってみると・・・・・。

やっぱりかっ！！
居たよ！居たよ！居ましたよっ！！

インテリメガネ君２１歳、となりの素朴なマッチョ君２１歳、超ドルチェな微笑みの持ち主気弱な飼い犬ホリ君がっ、３人で仲良くご飯を食べつつサッカー観戦なんぞされてましたのです。OH!!DIO!DIO!!

暗澹たる想いを隠しつつ、
「チャ〜オ！」
と、いつものようににこやかにご挨拶するメガネキョウダイ。
おのおのからのチャオチャオ攻撃の後、はい！始まるのですね？例によっての詰問が。
マードンナ〜！！

（以下、その際の会話を忠実に（多分）再現してみました）

「お前達、何処行ってたんだ？」（←もちろん、帝王インテリメガネ君談です、もちろんね）
「え？」
予想通りとはいえ、少しビクつくメガネキョウダイ。
「だから、どこに行ってたんだ？フィレンツェにでも遊びに行ってたのか？」
「え、違うよ？　お友達の所に行ってたの・・・」
「何処の？」
「（いいじゃん、どこだって）・・ええっと、フラッシニという街」
「フラッシニ？知らないなあ、知ってるか？」
「いや、知らない、知らない」（←マッチョ＆ドルチェ）
「フラッシニか？」
「（だから、そうだって言ってるじゃん！）・・うん、キュズディーノという街の近くの」
「知らないな！どこだ、田舎なのか？」
「うん、田舎だね」
「は〜ん！それなら知らなくて当然だなっ。ふん！」
「そうだよ、田舎なら仕方ない、田舎は知らないよ」（←マッチョ＆ドルチェ）
「わはははははははっ！！」
何がおかしいのかさっぱり判りませんが、それなら聞かないでくださいよ、と思いつつ、ここで律儀に地図を見せたりして場所説明をしてしまう我々。それでなんとか満足してくれたらしい３人組。

・・・と思いきや・・・・。

「お前達、ご飯はもう食べたのか？」
なんて・・・質問はまだ続くようなのですよ。

「ううん、まだ、まだ食べてないよ？」
と、うんざりしつつも答えたメガネ。すると、
「ええ！凄く遅いじゃないか？！！」
と、インテリメガネ君、かなり本気で驚いた模様。
「うん・・・」
と、あまりの驚かれぶりに気後れしながら答えると、
インテリメガネ君、チラリと相棒を覗き見るや、
「相棒！！お前はもう寝る時間じゃないのか？えっ？眠そうだぞ？」
と、からかうように言ってきた。
そこですかさず、
「わはははっ！！」と受けるマッチョ＆ドルチェ。
「もう寝なきゃいけない時間じゃないか！」
と、畳み掛けるインテリメガネ君。
「・・・なにもそこまで言わなくてもさあ・・・。」
と思うメガネ。
そして、眠くて死にそうなのに皆にからかわれた相棒を見かねてフォローにまわったつもりで
「そうだね、彼女はもうほとんど寝てるからっ！」
と言い放ったメガネ。
って、追い打ち？追い打ちかけちゃった？？
これには、
「わはははっ！」
「ほとんど寝てるんだ！わはははっ！！」
なんて、バカ受けの３人組なのでした。
ごめんね、相棒。

そしてついに、仄かな怒りが脳に伝達され相棒は、
「セイ・カッティーボ！！（君は悪ガキだ！！）」
とにこやかに（ええ、にこやかに）言い放ったのでありました。

突然の相棒の反撃に、一瞬インテリメガネ君が「ガーン！」という顔に。
そのうえ、
「そうそう！彼はめちゃくちゃ悪ガキなんだ！」
「彼は、この中で一番悪いやつなんだ！」
なんて、マッチョ君が面白そうにだめ押しを連発し、憮然とするインテリメガネ君。
これにはドルチェなホリ君もかなり受けたようで、皆で大笑いでした。

それを眺めつつ、心の中で一人ニヤリとほくそ笑むメガネなのでありました。ふふふ。