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2006年04月21日

ようこそ!狭いながらもうるさい我が家へ(笑)

ようやくイタリアの生活にも落ち着きが出てきて、なんとな〜く住む家もここに決めようか?と思い始めたメガネ。
それじゃあそろそろ、メガネキョウダイの住むお家のご紹介を皆さんにいたしましょ、てことにしてみました。
でもね、まさにその画像を作っているまっ最中にイタリア人の若人たちが4人ものラガッツェを連れて帰ってきて、大騒ぎ。
はてさて、メガネはこのままここに住んでよいのやら別を探すべきなのやら・・・かなりな謎?な感じになってしまったのです。
まだどうするかは決めかねているんだけれど・・・。
それでもまあ、とにもかくにも我が家をどうぞご覧あれ!!
イタリアのアパルタメントはこんな感じなのです。ふふふ。

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こちらが、我が家の玄関でございます。
ドアを開けると階段が。まずは途中までどうぞどうぞ。
まずはここで一本目の鍵を使います。

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はい、二階に上がって2本目の鍵を使ってドアを開ければ・・・
Benvenuti!!

玄関の横から上を見上げるとこんな感じです。
白い壁に、窓が一杯。
中庭に面している窓はフランス人青年ホリ君の部屋の窓なのです。
0418.014.jpg

ささ、中へ中へ。
左上方に見えるのは洗濯物なのですよ?
どうやって干すか気になりますか?ふふふ。それは、はまた今度ゆっくりと説明しますね(笑)。
ちゃんとアイロン台とアイロンまであるんですよ?
なかなか至れり尽くせりのアパルタメントです。
そうそう右の下にある白い箱は「冷凍庫」だそうですが、誰も使ってないので現在は物置と化しています。
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玄関から奥に真っ直ぐ入った突き当たりが私たちの部屋です。
その手前の右手にはフランス人のホリ君の部屋があります。
ささ、どうぞ、メガネ的には上の梁が気に入っています。
この部屋へは3本目の鍵を使って入ります。部屋まで三つの鍵が必要なのが鍵社会イタリアの常識なのですね。
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窓側から見るとこんな感じ。
棚がたくさんあるので、物は沢山置けます(笑)。
壁は白塗り。固い石壁なので頭をぶつけたら間違いなく失神できちゃいます。
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わたしたちの机。
ちゃんと二つあります。
この備え付けの椅子が、メガネにはちょっと高すぎて足が痛くなっちゃうのです。
自分の足の短さがちょっぴり悲しいメガネ。
このお部屋、実は直接日の光が差さないのですが、そこはイタリア、反射光でも昼間は十分明るいのです。不思議。
ちなみに相棒は右側の窓際で絵を描いて、メガネは左でひたすらMacintoshをパタパタやってます。
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メガネのお部屋から出て左手に入ると・・・。
まずはすぐ隣にドアがあります。
ここにはイタリア人のマッチョな男の子が住んでます。
フォンティーナチーズで有名な街からやってきているそうです。
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もっと奥に進むと、はい、こちらはクチーナ(台所)です。
ここはみんなの共有地帯。
お料理をしたり、テレビを見たりと自由に過ごせる場所・・・のはず??
昨日今日はここが使えず悲しかったメガネです。
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はい、反対側から見るとこんな感じです。
右手の方に見えるドア二つはイタリア人の男の子のお部屋。
一人は未だ対面してませんが、一番手前はラガッツェを3人も連れてきた強者インテリメガネ君21歳のお部屋なのです。
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こちら、インテリメガネ君21歳のお部屋のドア。
みんなドアにいろんな紙をべたべた貼ってるのですよ。
どうやら彼はサッカーが好きらしい。ホリ君の話によると、ワールドカップなどの大きなサッカーの試合があるとイタリア人が何人もここに集まって大騒ぎをする・・・らしいのですね・・・とほほほほ。
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こちらは未だに謎なイタリア人君の部屋。
彼はいつ帰ってくるかは未だ未定だそうです。
なんか貼ってある物を見ると、幼い感じがするけれど、どうなんでしょうね?
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こちら流し台。
イタリアのキッチンはなにげにシステマティクです。
よく見えないかもしれませんが、上の棚にはお皿とかコップとかを濡れたまま置けます。
すると上から水滴が落ちて勝手に乾いてくれるのです。いちいち拭く必要も無くとっても便利。
使う時もそこから直接出すだけです。なんてらくちんなんでしょう?
それから、水盤が二つに分かれているのもメガネ的には気に入ってます。
ちなみに、右側奥の蛇口からは洗い物用の暖かくなる水が出ます。
そして左側の蛇口からはよく浄水された飲み水用やお料理用の冷たいお水が出てきます。
こうして用途によって水の種類を使い分ける仕組みになっているんですね。
水が貴重なヨーロッパならでわのシステムなのです。
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こちら、洗濯機と冷蔵庫。
ここのアパルタメントは一部屋に一台の冷蔵庫があります。
で、右側の冷蔵庫はメガネ達の。
上には使った鍋とかが干してあります(初めからそうなってました)。
お隣は洗濯機。こちらでは台所に洗濯機は普通なのです。
ま、この洗濯機も実はちょっとしたくせ者なのですが、今回は説明は無しにしておきます。ふふふ。
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はい、こちらが最後のシャワー兼お手洗い。
右側はビデになります。
ここのアパルタメントには二つのドッチャ(お風呂場)があるのですが、こちらの小さい方をメガネ達用にしてもらいました。でもね、ラガッツェが来てからは何が何やら、結局誰でも使うようになってしまいました。ふう。
ガックリです。
こちらでは、おトイレとシャワーが一つのお部屋にあります。しかも狭い(笑)。
上に見えるシャワーカーテンで一応しきりを作って使います。
でも、慣れない日本人にはちと使いにくいですし、潔癖な人には厳しいかもしれませんね?
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さてさて、そんな感じでメガネのお宅訪問はおしまいです。
いかがでしたか?
イタリアのアパルタメント(安い値段のですが)はだいたいこんな感じで、学生が男女混じって共同生活をしています。
「なんで一緒に暮らすの?これじゃあ、寮みたいじゃない?」
と思われる方も多いかもしれませんが、ここはイタリア。
一人じゃ淋しくて生きて行けない人種の国なのです。毎日誰かとおしゃべりしていないと落ち着かないイタリア人たちは、こうして皆でわいわいがやがや暮らすのを楽しむのですね。
メガネもイタリアに来たからにはなんとか頑張って耐えなければ・・。
そう、耐えるのよ!ふふふふふふっ。
メガネがいつまでこのアパルタメントで頑張れるのか、本人達にも判りませんが、もうあとしばらくは頑張ってみようとおもう今日この頃なのであります。

ああ、そろそろ夜の10時30分。
テレビの音やギターをつま弾く音が大きくなってきましたよ?
なんで明るいうちは静かなのによるになると騒がしくなるのかしら?
イタリア人ってやっぱりすこし不思議な人種だなと思うメガネキョウダイなのでした。

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