アラバスターの街って(下)
街の主要な観光スポットを見た後、ミケーレさんがお知り合いのお店に案内してくれることに。
こちらがミケーレさんのお知り合いのお店。
「alab' Arte(アラブ・アルテ)di Chiti & Finazzo」
彼はここで少しの間働いてた事があったのだそうです。
場所は・・確かGramsci通りに面してました。S.agistino教会の近くです。
店内はこじんまりしてて、とても可愛らしい様子。
小さな小物からかなり大きな品まで様々な置物が所狭しと並んでます。
この、ろうそくを入れる石に相棒が一目惚れ。
いくつか買っちゃいました。石なのに・・・重いのに・・・。
そうそう、売っている石には乳白色じゃないものもあるようですが、それは人工的に色をいれてあるものなので、ここで買うなら絶対に乳白色のものを!と教えてもらいました。勉強になります。
もちろん、続きますよ?
こちらがお店のオーナーGiorgio Finazzoさん。
睫毛がバサッバサでキューピーさんみたいにすんごく愛らしいお顔をしておられました(笑)。
こちらは工房の入り口。
本当は今日はパスクエッタでお休みなのですが、ミケーレさんのために(というか、日本からやってきた私たちのために特別に)わざわざ開けてくださいました。とっても得しちゃった気分。
工房では実際に石を削ってみせてくださいました。
30センチぐらいの大きさの石まではこの旋盤機で削るそうです。
正円のものはこうして機械を使うのですが、不規則な形は手で削らなくては駄目なんだそうです。
だから昔風のすこし傾いた感じの器なんかを作る方が難しいんですって。なるほど。
「よごれちゃったからねっ。」
赤いチューブから空気が吹き出す仕掛けです。
これでアラバスター石の削り粉をブシューっと吹き飛ばすみたいですよ?
途中からミケーレさんがお仕事の話を始めちゃいました。
なにやら注文を受けた彫刻のために名品のレプリカを注文してるらしいです。
オリジナルはフィレンツェのウフィツィ美術館にあるものとか言ってたかな?ん〜、メガネには難しくて全然判りません。
工房の中の様子はこんな感じ。
ここの工房はヴォルテッラでも凄く有名なところだそうです。
なんと、日本の高島屋さんでも展示即売をした事があるらしいですよ?
東京・大阪・京都とまわったそうです(これが彼らの自慢ならしいのです(笑))。
Roberto Chitiさん。
ちょっと強面のおじさんですが、とってもやさしかったのです。
にこっと笑った笑顔が素敵な方でした。
お世話になりました。
プリオーリ広場にあるアラバスター石のお店。
この街の中では、ここが一番大きくて、一応一番品揃えも良いらしいです。
お土産を買うならおすすめのお店との事。
こちら、アラバスター細工の柿。
みずみずしくて、今にもかぶりつきたくなっちゃいますね?
でも食べたら歯が折れちゃいますから気をつけて(笑)。
メガネはここでロウソク入れと石細工のイチジクとプラムを買いました。
とっても可愛らしくてお気に入りです。
細工物は全体に色が塗ってあると、「アラバスター石かどうか怪しい!」てことだそうで、少しだけ削ってあって中の色味が見えるイチジクと、あと手で削ってあるものは手仕事の痕が見えるから、というアドバイスを頂きプラムのような赤い実を購入いたしました。
石の専門家が二人もついててくれると、なんとも心強いのです。うん。
そんな感じで、石のお話を聞きながら過ごした有意義な一日なのでした。
ヴォルテッラからの帰り道、ちょっとだけ小雨が降ったあとに・・・・
素敵な虹の橋が架かりました。
トスカーナの大地と虹の架け橋は、メガネを夢の世界に連れて行ってくれたのでした。
おしまい。
コメント
アラバスタ。アラバスタ。アラバスタ。
きいたことあるぞー?????
なんだっけー??????????
そうだー!ワンピースだー!!
ビビツァーン!
え、又食いつきどころが違う?
Posted by: あねメガネ | 2006年04月19日 18:19