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2006年06月09日

シエナの夜の過ごし方?

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ああ、まだ頭の中に音楽が・・・
てことで、今夜はメガネ、こんなのに行ってました。

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題して「SIENA・JAZZ」。
なんとなく、通りがかりにこのポスターを見つけたメガネ。
無料で見れるのだしジャズも聴いてみたいし、イタリアっぽくはないけれど、とりあえず「ちょっと試しに行ってみる?」という感じで決めたのでした。

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場所は、メガネの住んでいるサンタ・カテリーナのアパルタメントから歩いて3分程のところ。
「テアトロ デイ ロッシ」という小劇場なのです。
開始時刻は夜の9時30分から。
もちろん、この画像はお昼に撮ったものですよ?ふふふ。

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小劇場と言えども、ここはイタリア。ちゃんとしたボックス席があるのですね。
せっかく無料で入れるのならと、まわりのイタリア人に習って空いている2階ボックス席に陣取ったメガネ。
そこに座っただけで、なにか特別な人になったようなワクワクした気分になれちゃいました。
こういう場所でゆったりと音楽を聴けるのって、本当に素敵ですよね・・。

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さて、肝心の音楽の方は・・・

初めは、10人ぐらいのグループの演奏から始まったのですが・・・
演奏された音楽は
「こ、これはジャズ?ジャズなの???」
と言いたくなる程に、サンバな音楽なのでした(笑)。
説明によると「アフロ」という音楽だという事。なんだアフロって?頭?頭なの?と音楽知識の無いメガネは混乱したのでした。ふふふ。
まあとりあえずジャズのジャンル?という事なのでしょうけども、メガネにはやっぱりサンバのリズムにしか感じられませんでした。
でも、思わず体が動き出しちゃうような、とっても楽しい音楽だったから、却って良かったかも?

全部で6組程のグループが演奏を披露してくれた今夜。
サンバの後からは、ちゃんと素敵なジャズミュージックを味わう事が出来たメガネなのです。
まあ、一番最後の演奏も「こ、これはゴスペル?それとも民族音楽??」という感じにはなったのですが、トータルとしてはジャズでした。はい(笑)。
市民による無料の催しだけに、音楽の質とかなんとか難しい事になるとどうなのかは謎ですが、メガネとしては大変楽しむ事ができちゃいました。でも、終ってみたらもう夜中の1時なのですよ。
それから色々していたら、もう既に時刻は2時30分です。
早くしないと・・もう目が閉じて来ちゃいます!(笑)

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ちなみに、昨夜のメガネは、こんな所の、

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こんな場所で、

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こんなのを聴いてました(笑)。
ええ、コンチェルトです。
しかも、カンポ広場にそびえ立つ、マンジャの塔の下にある市庁舎の中の、シエナで一番有名な壁画がある美術室にて、行われた演奏会。
イタリアでは、しばしばこんな美術館などを音楽の場に解放するのですね。そんな特別な場所で音楽が聴けるというだけで得した気分になれちゃいますよ?
もちろん、これまた無料の演奏会なのでした。
夏が近づくにつれ、シエナの街ではこんな小さなイベントが沢山行われ始めるのです。
お知らせは、街角の壁に貼られているポスターにて入手する事が出来ますよ?

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もちろん、このコンチェルトもシエナのとある音楽団体によるものらしいのです。
実はこのコンチェルトの中に、エンツォさんの息子さんラファエッロ君のバイオリンの先生と、ガブリエラさんがお気に召さなかった自己陶酔型の演奏をしていた彼(こちら「見る」の「発表会に行こう!」にて詳しくはご覧頂けます)が出演していたのです!
初めは「あれ?見た事ある人が居るなあ・・・」と思いつつ見ていたのですが、ハッ!と気付いたメガネ。
「あれ、先生じゃない?しかも、あれ、彼じゃない?!!」という感じで、見つけてしまったのです(笑)。
こういう演奏会に知り合い(一方的なのです)が居るというのは違った意味で楽しめるのですね?ふふふ。

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こうして昨夜も、夜おそくまで音楽を楽しんだメガネ。
ちなみに、昨日はバイオリンの軽やかな調べと、ピアノフォルテの荘厳な響きが頭の中をこだましていたのですが、今夜はトランペットとトロンボーンの軽快な響きがこだましそうな予感です。

ようやく暖かくなり、夜のシエナもちょっとずつ楽しみ始めたメガネキョウダイなのでした。
ああ、もう3時!??オヤスミナサイボナのって!
今夜の文章は、まったくもって自信が無いのでごめんなさいのメガネです。バタリ・・

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コメント

 いいなあ、毎晩素敵な会場でただでいろんなコンサートが聴けて! 特に視聴者でのコンチェルトは魅力的。こういうの旅行者は運が良くないと聴けないけど住んでいたらいくらでも聴けますものねえ。胃袋と舌だけじゃなくて耳からも心を満足させてきてください!

青木さん、こんにちは!
ふふふ、良いでしょ?良いでしょう?
とか言いつつ、なかなか良い情報が入手できないメガネ。コンサートを探すのも一苦労です。7月8月はキジアナ関係のコンチェルトも多いそうなのですが・・・そんな頃には日本だし・・。
ちょっぴり残念なメガネなのです。

市庁舎でのコンチェルトは本当に素敵でした。普段なかなか入れないような場所でコンサートが開かれるはイタリアならでわ、本当に楽しい時間が過ごせました。
また、良い情報入手しなくちゃ!

やほやほー。お便りありがとう!
イタリアの風を感じちゃった~(^0^)

「旅先で音楽」・・・私の大好物だよぅ!
しかも劇場といい絵画室といいロケーションが素敵過ぎる~。
かなり羨ましい!!

10年以上前にドイツの友人を訪れた時、
ヴュルツブルグという町の王宮の庭園に行き、
ここで「モーツアルト祭(だったかな?汗)」のコンサートが
あると聞いてため息が出たことを思い出したよぅ。

ヨーロッパはそういうところがまた素晴らしいんだよねぇ。
はぁぁ、うっとり。

残りの時間、食と芸術と男性の半裸を謳歌するのだー!

reikoさん、こんにちは。
お便り届きましたか?良かった。
同じ日に出したハガキが、数日のブランクを開けつつ届くのがやはりイタリアだなあと感心するメガネです。ふふふ。
sienaの音楽は7月からが本格始動ですからね、ちょっとかする程度なのですが、できるだけチェックして見に行きたいなあと思っています。
イタリアでは遺跡等を使用してオペラや音楽祭が行われるので、本当にウットリしてしまいますよね?

残りあとわずか、たんまりイタリアを満喫して帰りたいと思います。
もちろん、半裸もね?ふふふ。
それでは、日本は梅雨入りですか?こちらはカラカラで肌がカサカサなのですよ?
ciao!ciao!!

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